2010年2月9日:パート2

 午前(朝の)7時30分。 羽田から那覇に向かう飛行機の機中で、パソコンを開いた。 席は最前列の中央。 通路を挟んで右側には、後藤田正純衆院議員と平沢勝栄衆院議員が並んで座っている。 

 後藤田氏は爆睡状態。 飛行機が舞い上がる前に、「一太さん、ボクは昼過ぎの便で、東京に戻らなければならなくなっちゃいました!」と話していた。 財政政策に関して「民主党の対案」を作ることになったらしい。 財務部会長は忙しい、な。

 客室乗務員に紅茶を頼んだ。 今日も、JALの機内スタッフはスゴく親切! え? 自分だけじゃなくて、他の乗客にも、だ。 寝不足で頭がボーッとしているが、紅茶は美味しい!(ニッコリ)

 報道によると、鳩山総理が(小沢幹事長の不起訴処分を受けて)「幹事長職の続投」を了承したとのこと。 石川議員も、支持者の前で「議員辞職はしない!」と言ったとか、言わないとか。 これが事実だとしたら、民主党は(文字通り)「新しい政治文化」を打ち立てたことになる。 政権No.2(実質的にはNo.1)のポストにいる政治家が、自らの政治資金をめぐる問題で「自分の秘書が3人続けて逮捕、起訴される」という異常事態に陥っても、(議員辞職はおろか)役職さえ辞任しなくていい「新たなスタンダード」だ。 さらに、政治家自らが逮捕、起訴されても「議員バッジを外す必要がない」という「新しい慣習」も!(パチパチパチ)

 さらに驚くべきことは、8割の国民が小沢幹事長の説明に納得しておらず、7割近い国民が幹事長を辞職すべきだと考えているにもかかわらず、民主党内で「小沢氏の幹事長続投」に異論を唱える政治家がほとんどいないという事実だ。 もっとも、同僚議員は、皆、こう言っている。 「小沢幹事長には、ずっと幹事長職に留まってもらったほうがいい!そのほうが、夏の参議院選挙を戦いやすい!」と。

 前原誠司国土交通大臣や枝野幸男元政調会長は、さすがにまだ「アンテナ」の感度が鈍っていない! 彼らは分かっているのだ。 国民が民主党に何を期待して「政権交代」を選択したのか、を。 そういえば、テレビのインタビューで、(名前と顔が一致しないが)「小沢氏は幹事長を辞めるべきだ!」と繰り返し発言している若手議員がいる。 昨年の衆議院選挙で当選した新人だと思うが、なかなかガッツがあるじゃんか!

追伸:そういえば、小野寺五典衆院議員(外交部会長)が、ギリギリでこの飛行機に間に合わなかった。(ガクッ) 2時間遅れのフライトで合流するとのこと。 何しろ、羽田発午前6時25分ですから、ね。 ハッキリ言って、眠い。 10分だけ、目をつぶって身体を休めよう!(って、お前は「魔人ブー」か!(笑))


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