2010年2月5日:パート2

 徳之島での意見交換会は、マスコミにフルオープンだった。 すかさず、ツィッターの実況中継で「出席者から出た意見」をつぶやいた。 会議の模様は以下のとおり。

2010年2月4日 13:12
徳之島3町の町長を含む関係者との意見交換会がスタート。カメラも入っている(オープン)なので、ツイートする。

2010年2月4日 13:16
宮城町長から、経緯についての説明が続いている。民主党からのアプローチを詳細に報告。3町長とも、米軍受け入れには大反対だ、と。

2010年2月4日 13:18
続けて、伊仙町長からも報告。民主党某代議士から「官房長官に会って欲しい」という依頼あり。東京で会ったら「要請に行く」ように思われてしまうので、断った、と。「ぜひ、官房長官に会ってくれ」と某代議士から3回、言われた、と。

2010年2月4日 13:19
会議室には、約20名の議員。その他、3町の関係者もいる。米軍が来るいうことは大変なこと。来るのはヘリだけではない。演習場等もいると町長。

2010年2月4日 13:21
 町長の発言が続いている。「一部、経済効果等で賛成する人もいるが、長期的に考えるとマイナス。米軍が来て場所が取られ、多くの人間が来ると農業も畜産も成り立たなくなる!」と強調。

2010年2月4日 13:23
まるで、徳之島が米軍受け入れに賛成しているかのような情報も東京に伝わっている懸念もある。島の宝(農業や闘牛等)を大事にしようと説明すれば、基地に反対する理由は、ほとんどの人に分かってもらえる。伊仙町長の言葉。

2010年2月4日 13:24
続けて徳之島町長。経過は2人の町長が話したとおり。基地の問題はそんなに簡単ではない、と。最初、民主党側から要請があった時、なぜ、役場に正式に来ないのかなと不思議に思った。平野官房長官との面会を要請された時も、徳之島に基地が来るという危機感はなかった。

2010年2月4日 13:27
その後の経緯を見て、ここでしっかり反対表明することが必要だと感じていると徳之島町長。改めて地域振興をどうするかを考える契機になれば、と。

2010年2月4日 13:29
平沢勝栄衆院議員が挨拶。3町長の話を聞いて、「民主党政権は、何をしているんだろう?」という怒りを感じた、と。米軍再編の問題にずっと関心を持って来たが、移転先を決めるのはスゴく難しい。最終的に地元も苦渋の決断をして、名護市が受け入れを表明した、と。

2010年2月4日 13:30
鳩山総理が選挙中に「県外、国外」と言っていたので、ちゃんと目算があると思っていた。が、政権発足後、見通しがなかったことが分かった。辺野古の代わりに、徳之島が受け入れるかのような情報に接して、本当かなと思ったと平沢氏。

2010年2月4日 13:40
ぜひ、徳之島に来て、地元の皆さんから率直な意見を聴きたいと思ったと平沢氏。3町長の話も聞き、結局、鳩山政権が迷走していることが分かったと発言。

2010年2月4日 13:41
山本一太も挨拶。続けて、あまみ農業共同組合の専務理事からの意見。徳之島への基地移転の話が出ていることに激しく憤慨。農家を代表する者として、絶対に許しがたいと明言。平野官房長官の「地元を無視して国が決める」ような発言には断固、抗議したい、と。賛成する方々は信じられない、と。

2010年2月4日 13:42
天然記念物の黒ウサギもいる。この島を愛している者として、基地の話は許せない。ヘリコプターの騒音は、畜産にも悪影響がある、とあまみ農協の専務理事。

2010年2月4日 13:45
この意見交換会は、マスコミに完全オープン。3町長の気持ちを象徴している。

 この続きは「徳之島、3町長との意見交換会:その3」で。


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