2010年2月5日

 午後3時45分。 長崎から東京に向かう飛行機の機中にいる。 先ほどから、新聞を読んでいる平沢勝栄衆院議員はひとつ前の座席だ。 さっそく、熱い紅茶を頼んだ。 JALの客室乗務員は、相変わらず親切だ。(ニッコリ)

 昨晩は、長崎市内のホテルに一泊した。 本日は午前9時過ぎに出発。 大村市役所で、市長と市議会議長に(30分ずつ)続けて面会した。 会合には、海上自衛隊大村航空基地の周辺に住む町内会の方々も同席。 市長も、議長も、町内会の人々も、「沖縄普天間基地を大村基地に移設することは、いかなる場合も反対だ。基地機能の一部を移すということも認められない!」と断言していた。 今月14日(?)には、大村市議会で「普天間基地の地元移設に反対する決議」が可決される見込みらしい。

 市役所から、海上自衛隊大村航空基地に直行。 自衛隊幹部と意見を交わした後で、基地内を視察した。 スグにこう思った。 「普天間基地と同じように、市街地と隣接している。自衛隊機の騒音問題さえ解決していないことに加えて、基地の規模も不十分。どう考えても、普天間基地機能の移設は無理だ、な!」

 詳しいことは、改めてこのブログに書く。 が、導き出される結論はたったひとつ。 地元自治体や基地周辺住民の拒否反応、大村基地の現状等から考えて、大村市が「米軍基地を受け入れる」可能性はゼロに近いとうことだ。(キッパリ) ましてや、5月末までに地元の了解を得るなどということは、不可能だと思う。

 昨日訪れた徳之島でも、今回の「意見交換会」に参加した3人の町長、地元議会議員、地元住民の方々は、「米軍基地受け入れには断固、反対する!」と繰り返していた。 気になるのは、与党側のアプローチが「いかにも乱暴」なことだ。 それだけ「辺野古に変わる移設先」が見つからなくて、焦っているということだろう。 こんな「行き当たりばったり」の手法で地元住民の理解を得られるはずがない。

 あ、飛行機が降下を始めた。 続きは次回のブログで。 

 
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