2010年2月3日

1.これから党本部。午前8時から外交・水産部会がある。テーマは、ロシア国境警備隊による漁船銃撃について、だ。同じ時間に財務金融部会も。

2.午前10時からは、参院での代表質問。その後も、部会やマスコミの取材が続く。夜は塩崎恭久元官房長官主催の勉強会。

3.党本部7階の会議室。外交・水産部会が始まった。小野寺部会長、北村水産部会長が続けて挨拶。ロシア国境警備隊による漁船銃撃の事実確認と、こうした事件の予防図らねばならない、と。

4.外務省ロシア課長が、経緯を説明中。北方四島周辺操業枠組み協定の内容も。協定の対象地域にいた漁船から連絡。ロシア側から照明弾が発射された、と。

5.日本政府は、東京及びモスクワで、ロシア側に厳重抗議。臨検や拿捕等は行われなかったと外務省。詳細な事実関係を調査中とのこと。

6.ふたつの漁船に「弾痕らしき損傷」を確認。両船とも、船首部に集中していた、と。海上保安庁からの説明。

7.続いて、水産庁国際課長からの報告。羅臼漁協から、協定違反がなかったと連絡あり。ただし、位置確認システム(VMS)が電波障害(?)等で、銃撃された時間に機能していなかった可能性があるとのこと。詳細な事実を調査中と水産庁

8.地元の某衆院議員から発言。いかなる場合も、漁船に銃撃は許されない、と。

9.ロシア外務省のプレスリリース。日本漁船の注意を喚起するため、3発の赤色ミサイル(照明弾)と警告銃撃を行い、(停戦しなかったので)銃撃を行ったとのこと。

10.ロシア外務省の発表は、自分の質問に答えたもの。「なぜ、銃撃された時間に、VMSが働いていなかったのか?数時間に渡って、電波障害で切れるということがあるのかという点も質問。電波で遮断されるケースはあまりない、と水産庁。

11.いずれにせよ、(協定で決められた地域であろうとなかろうと)漁船への銃撃は許されないと政府側。今回は、VMSを導入して初めてのケースだったようだ。

12.某幹事長経験者が発言。日本政府の対応は甘過ぎる。外務大臣や農水大臣がスグに抗議すべき問題。度々、起こっている許し難いこと。ロシア側にもっと強い対応をするべき、と。

13.外務省と水産長の役人。「直ちに政務三役にあげて、指示を受けて行動している!」と釈明。「30日に弾痕らしきものがあったので、乗組員に確認したところ、銃撃を認めた。なぜ、弾痕の痕を塗装したのかは確認中!」と海上保安庁。

14.小野寺部会長の取りまとめ。問題は2つある。ひとつは、日本漁船が銃撃されたことに対する政府の対応。これは、明らかに不十分。もうひとつは、VMS(位置確認システム)が機能しなかった件。調査が進んだ段階で、もう一度、政府側から報告を求める、と。

15.議員会館事務所に戻って来た。外交・水産部会の後で、平沢勝栄衆院議員と出張の日程を相談した。午前10時から参院本会議。自民党の代表質問は...

16.参院本会議が終了。朝、書き終わっていた最新ブログ「新しい政策秘書に望むこと:その1」を掲載! http://bit.ly/LvPg1

17.参院本会議の代表質問では、鳩山総理が「検察の捜査に影響を与えようという意図はない!」と強調。「すでに捜査に入った以上、解明は民主党ではなく、検察当局に委ねるべきだ!」とも。

18.小池百合子広報本部長が音頭をとって、「自民党のtwitter講習会」(twitterをどうやって効果的に運用するか?)をみたいな試みをやるらしい。ネットの専門家(?)も招くって!行きたいけど、国内出張とぶつかった。残念!!

19.参院議員会館地下2階の食堂。秘書も一緒。2人で同じメニュー(麻婆豆

20.ああ、またスゴいペースで食べてしまった!(反省)せめて、お茶を飲みながら食休みをしよう。その間にひとつぶやき。

21.先ほど、隣りのテーブルで食事をしていた民主党の藤末参院議員が近づいて来た。自分の後ろに立って、twitter用の写真をパチリ!相変わらず、マメだなあ。スマートフォンの機能を最大活用しているtwitter議員の草分けだ。

22.岡田外務大臣の「普天間基地の現状維持もあり得る」発言には、耳を疑った。真面目でウソのつけない岡田外相の言葉に、政権の苦境が現れている。が、ここまで騒がせておいて、普天間維持はあり得ない!(怒)もともと普天間の危険除去が、この問題の始まり。しかも、グアム移転等とセットだなのだ。

23.さあ、食休み終わり。次の日程に向かう。


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