2010年2月2日:パート3

 前回のブログ「新しい政策秘書に望むこと:その1」の続き。 自分が「政策秘書」に求めるのは、次の5つ。 特別なことではない。 社会人として「最低限の資質」だ。

1.真面目で正直なこと。 何があっても、上司である議員にウソをつかないこと。 人間は誰でも失敗する。 自分だって、こちらの不注意で秘書に迷惑をかけた時は、素直に謝る。 過ちを認めて反省し、それを繰り返さないようにする。 これが、人間としての基本動作だ。 都合の悪いことを誤摩化すために事実と違う報告をしたら、そこで信頼関係が崩れてしまう。 え? 「架空の話」をでっち上げるみたいな行為は、言語道断だ。 まあ、そんな人、普通はいるわけないけど。(笑)

2.不正をしないこと。 議員に隠れて勝手に陳情を処理したり、その見返りに袖の下を受け取ったりしないこと。 つまり、議員秘書という立場を利用して「私腹を肥やすようなタイプ」は、絶対にダメだ! って、今時、そんな秘書、いるわけがないか。(笑X2) 自民党派閥全盛時代には、あちこちで豪遊する「大物秘書」というのがいたらしい。 あくまで噂だけど。

3.きちんと情報管理が出来ること。 事務所の内情や議員本人のプライベートなことを平気でペラペラとしゃべるような人間は、政治家の秘書として失格だ。

4.私生活が健全なこと。 お金や女性関係にだらしない人間は、採用したくない。 個人的なことに干渉するつもりはないが、外で悪評が立つような秘書は手元に置きたくない!

5.交友関係が健全なこと。 たとえば、犯罪に手を染めるような質の悪い人物と付き合うとか、何かの関係があるとか、そういう人物は論外だ。

 念のために言っておくが、自分の知っている秘書たち(親しい議員のスタッフ)は、皆、真面目に仕事をしている。 選挙戦略を練り、事務所の資金繰りで頭を痛め、議員の健康を心配し、思い入れを持って頑張っている。 上記の5つのうち、どれかに当てはまる人間を捜すほうが難しいだろう。 実際、そんな秘書には、ほとんど遭ったことがない!(キッパリ)
 
 じゃあ、なぜ、「政策秘書の後任」を決められないのか?! それは、とてもシンプルだけど、判断の難しい「さらなる2つの条件」があるからだ。 この続きは、「新しい政策秘書に望むこと:その3」で。

追伸:「政策の知識」があるとか、「政策立案のサポートが出来る」というのは至極当然。 「山本一太の代わりに文章が書ける」(資料作成を任せられる)人材を見つけたい。 というより、そう出来るように育てたい!
 

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