2010年1月19日

 間もなく午前10時。 議員会館事務所でパソコンを起動させた。 昨晩、テレビ収録の控え室で一緒になった平将明衆院議員が言った。 「そうだ。一太さん!ブログ、ありがとうございました!バッチリ、地元対策になりました!(ニッコリ)」 自民党の次世代エースたちも、ちゃんと「直滑降」をフォローしてくれている。 昨日は1回しか更新出来なかったが、2万のアクセスがあった。 今日は、ちゃんと書かないと。

 今朝は、TBS「朝ズバッ!」の討論コーナー(午前7時50分ー8時25分)に生出演した。 テーマは、小沢一郎・民主党幹事長の政治資金問題。 与党民主党からは、尾立源幸衆院議員、森ゆうこ参院議員の2人。 公明党から西田実仁参院議員、国民新党から下地幹郎衆院議員、共産党から小池晃参院議員、みんなの党から浅尾慶一郎衆院議員という組み合わせだった。 あれ? 与党側に社民党がいない! 「やっぱり、小沢幹事長を擁護したくなかったということ、か。こういう時、逃げたらダメだよ、ね!」 コーナー終了後、控え室に戻った与野党の出席議員から、そんなつぶやきが漏れた。

 今国会の最大のテーマが「景気・経済」であることは間違いない。 国民もそれを望んでいる。 が、しかし、政権No.1の総理と政権No.2(実際はNo.1?)の幹事長の元秘書が、次々に逮捕又は起訴されるという「前代未聞の異常事態」を放置したら、政権をチェックする野党の存在意義がなくなってしまう!

 森ゆうこ参院議員は、終始、「激しい検察批判」を展開していた。 が、小沢幹事長が十分な説明責任を果たしていないという野党側の指摘に対する「与党側の反論」は、痛々しかった。 「小沢幹事長自身は、国会でもテレビでも、これ以上、説明出来ない。後は検察の捜査に任せるしかない!」みたいな森、下地両氏の発言には、ちょっぴり耳を疑った。 これって、彼らが野党時代に繰り返し与党を攻撃していた「いわゆる国会の軽視」そのものではないだろうか。 浅尾慶一郎氏の「民主党が野党時代に主張していたこととの整合性が取れない!」という突っ込みには、思わず頷いてしまった。 

 え? 小沢幹事長は検察の事情聴取に応じる方向だって?! 最新の世論調査によれば、国民の約9割が小沢幹事長の説明に納得せず、約7割が「小沢氏は幹事長を辞任すべき」と考えている。 さすがに「世論の動向」を無視出来なくなったということ、か。 やましいことがないなら、予算委員会(?)での参考人招致も堂々と受けて欲しい。 この「政治とカネの問題」を一刻も早く決着させ(あるいは同時進行でも構わないが)、景気、財政、外交といった重要課題に議論をシフトさせないと、国民全体のマイナスになる。(ため息)

追伸:司会のみのもんた氏が(番組中にも)言っていた。 「なぜ、小沢氏ほどの政治家が、こんな(法に触れるような)ことをやるんでしょうかねえ?」

 4億円の土地購入に関して、なぜ、あんな複雑な会計処理をやらねばならなかったのか?! 4億円の原資はどうやって作ったのか?! 政治管理団体が、これほど多くの不動産(しかも小沢氏の名義?)を所有しなければならない理由は何なのか?! どう考えても、よく分からない。 それだけでも、ぜひ、「当事者である幹事長」の口から説明していただきたいと思う。

 
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