2010年1月16日

 午前零時20分。 今日は、地元を回る日程をキャンセルした。 ここ数日、高熱があるわけでも、セキが出るわけでもないのに、スゴく身体が重い。 頭痛もする。 体内に入った風邪のウイルスと白血球が戦って症状を押しとどめている(?)みたいな状態だろうか? 思い切って休んだら、かなり身体がラクになった。(ニッコリ) 明日は、朝から選挙区に入る。(よしっ!)

 前回の衆院選挙の前もそうだった。 選挙の弱い政治家ほど、「新党、新党!」と言う傾向がある。(ガクッ!) 何か「新しい動き」が立ち上がった時、自分が注目するのは「数」ではない。 「誰がメンバーになっているか?」ということだ。 ふわふわした、かつ選挙の弱い30人の政治家の集団より、選挙基盤のしっかりした10人の確信犯のほうが、ずっとインパクトがあるもの!

 昨年の自民党総裁選挙に「河野太郎氏」を擁立した。 「立候補に必要な20名の推薦人」が集まったのは、政治家・河野太郎にそれだけの魅力があったからだ。 河野太郎の掲げた「政策の旗」に説得力があったからだ。 皆の力を結集したからこそ、長老グループの妨害を乗り越えられた。 それも事実だ。 

 が、それでも、こう思う。 「山本・世耕コンビ」がいち早く河野支持を決め、行動を起こしていなかったら、河野太郎衆院議員を「総裁レース」に担ぎ出すことは難しかった、と。 いや、仮に「YSチーム」が他の候補者を応援していたら(2人で説得した推薦人の数を考えても)、河野陣営が20名を確保することは出来なかったと確信している。(キッパリ!)

 え? 別に「30年来の友人」である河野太郎氏に恩を売るつもりはない。(笑) 河野太郎を応援したのは、「今の自民党を再生出来るのは、河野太郎総裁しかない!」と思ったから! そうじゃなかったら、人並み外れた政治感覚を持つ世耕弘成参院議員が、同調してくれるはずがない。

 ただし、太郎氏に、ひとつ分かって欲しいことがある。 自分も世耕氏も、リスクを賭けて一緒に戦った。 朝から晩まで、2人で「推薦人集め」に奔走した。 山本一太は「全ての地方遊説」に同行してブログを書き、世耕弘成は選挙キャンペーンの戦略や日程を仕切った。 だから、(同志として)河野太郎には「思ったこと」を言う! 期待しているから、注文もつける! それをどう受け止めるかは、太郎氏が決めることだ。

 総裁選挙で他の候補者を推したベテラン議員が、「これなら河野太郎のほうがよかったかなあ!」などとつぶやいているとか、いないとか。 こんなことを言うベテラン議員に限って、本音では「世代交代」に反対だ。 (絶対に信用出来ない!) 谷垣総裁を推した某有力議員から、「谷垣さんではダメだ!」みたいなセリフを聞いた時には、空いた口が塞がらなかった。 「じゃあ、なんで谷垣さんを応援したんですか?推したからには最後まで応援する責任があるでしょう?」 そう言いたかった。

 政治は「結果」が全てだ。 口先ばかりで行動しない政治家はアテにしない! 万一、自分が決起する時は「逆風を跳ね返して有権者の支持を得られる」政治家とスクラムを組みたい!(キッパリ)

追伸:自分は、これまで「衆議院の比例区は即刻、廃止するべきだ」と主張して来た。 衆院比例区は、あくまで「中選挙区から小選挙区へ移行する際の激変緩和システム=小選挙から弾かれた議員たちの救済制度」であり、それ以外に制度としての存在理由がないと思っていたからだ。 加えて、小選挙区と比例区の重複立候補も有権者には分かりにくい。

 しかしながら、過去2回の衆院選挙の「極端な結果」を見て、「なるほど、衆院比例区の復活当選も、『小選挙区制度にありがちな急激な変化』を和らげる意味では、必要かもしれない」と考えるようになった。(ある党に行くはずだった比例区の議席を、他党がもらい受ける「おこぼれゾンビ制度」(怒)はもっての他としても...)

 それでも、選挙区の当選と、比例復活の当選は違う。 比例復活の議員バッジは「半分」に切って渡したほうがいい!(笑) 前回の衆議院選挙で自民党が得た119議席のうち、選挙区で当選したのは60数名(?)だった記憶がある。 つまり、これが自民党の本当の実力だ。

 ツィッター(短いブログ)でもつぶやいた。 柴山昌彦氏、平将明氏、斎藤健氏の3人には、次回の衆院選挙で必ず「小選挙区」を奪還してもらわねばならない! 申し訳ないが、「比例復活で当選した政治家」を「自民党の次世代エース」とは呼べない! この3人は、自民党の未来、というより、日本政治の将来を担っていく逸材なのだ。

 埼玉8区、東京4区、千葉7区の有権者の皆さん! 故郷から「未来の総理候補」を育てたいと思うなら、次の選挙ではこの3人を「選挙区の代表」にしてください! お願いします!!

 
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