2010年1月7日:パート2

 午後(夜の)8時過ぎ。 高崎から東京に向かう列車の中で、パソコンを起動させた。 群馬県東部の挨拶回りをしながら、前橋市と桐生市の商工会議所が主催する新年会に出席。 前橋の会では、会議所会頭、知事、市長の挨拶のみで、国会議員のスピーチはなし。 乾杯も早くて、スグに各テーブルを回れた。 こういうのも、スッキリしていていい!(ニッコリ)

 対照的に、桐生商工会議所の新年会は、乾杯まで1時間半!(ガクッX5) 出席者の方々も、さぞかし疲れたに違いない。 主催者の冒頭挨拶が、30分以上あった。 新年の挨拶というより、講演だ。(苦笑)

 マスコミ報道によると、谷垣執行部は「比例区公認を断って山崎拓・前総裁が離党した場合の地元への影響を考えて、対応に苦慮している」ようだ。 長年に渡って党に貢献して来た大先輩にこんなことを言うのは心苦しいが、「離党」によって生じるマイナスの影響より、比例区で公認した時の負のインパクトのほうが大きい。 というより、無党派対策に「壊滅的な打撃」を与える可能性すらある!(キッパリ)

 本当に申し訳ないが、前回の参院選挙で落選した「片山虎之介前幹事長」を比例区に擁立することにも、反対せざる得ない! 何度も言っているように、自民党は「存亡の危機」に直面しているのだ。 「選挙区で落選したベテラン議員を比例区に!」みたいなことをやっていたら、衆議院選挙の惨敗を招いた「古色蒼然とした政党」のイメージを払拭出来るはずがない! 加えて、片山氏の公認は「年齢制限の規定」にも抵触する。 

 自分は、前回の選挙で東京選挙区から(現職として)出馬し、当選に届かなかった前参院議員を「70歳定年ルールの例外を設けて」比例区で公認することにも、反対を表明した。 3人の仲間と一緒に「記者会見」までやった。 個人的には何の恨みもないが、このことが報道されるだけで、自民党のイメージは悪化すると確信していたからだ。

 が、しかし、当時の「党執行部」は、この前職の公認を決めた。 あの時、ある選対幹部に会ってこう話したのを憶えている。 「ここで例外を認めると、年齢制限規定はなし崩しになる。同じケースが出て来た時に、断れなくなりますよ!」と。 恐れていたことが、現実になりつつある。
(ため息)

 万一、谷垣総裁が「若手・中堅の意見」を無視して、山崎拓・前総裁を夏の参院選比例区に立てるようなことをしたら、更なる「離党」を誘発しかねない! ここは、自民党のリーダーとして「明快な決断」を示していただきたいと思う。

 あ、間もなく東京のアナウンス。 この続きは次回のブログで。

追伸:東京駅のホームで、テレビ東京のスタッフが待っているはずだ。 参議院選挙の展望(?)についての「ぶら下がりインタビュー」を受ける。 カメラは、改札口の外かなあ?

 
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