2010年1月3日:パート3

 午後(夜の)7時50分。 食後のフルーツを食べながら、本日3本目のブログを書いている。 あ、あと10分で、NHKの新しい大河ドラマ「龍馬伝」が始まる。 急がないと。

 鳩山総理が極秘に計画している(?)訪朝に不安を抱く3つ目の理由。 それは、日米関係に軋みが生じていることだ。 「普天間基地の移設問題」をめぐって、日米同盟はギクシャクしている。 オバマ政権は鳩山政権の対応に不信感を募らせている。 これは紛れもない事実だ。

 小泉総理が、なぜ、米国政府内では異論のあった「日朝首脳会談」を決断出来たのか?! それはブッシュ大統領との間に「個人的な信頼関係」があったからだ。 六者協議は、今後も「北朝鮮の核問題」に対処するための主要なメカニズムであり続けるだろう。 「北の核武装」で最も脅威を受ける日本が、(現時点で)北朝鮮の核政策に影響を与える最も確実な方法は、六者協議での日米連携だ。 加えて、「拉致問題解決の糸口」を見つけ出すためにも、米国のサポートは不可欠と言っていい。 

 え? 六者協議における中国の存在感が高まっていることも、中国政府が、エネルギーや食料の供給面で「北の生殺与奪」を握っていることは事実だろう。 が、だからと言って、(一定の影響力はあっても)北朝鮮を思い通りに動かせるわけではない。 金正日政権の崩壊(突然死)は、中国にとっても悪夢だろう。 危険なのは、日米韓、特に日米の連携抜きに「日本単独で中国を動かせる」かのような勘違いだ。 中国はそんな生易しい国ではない!(キッパリ)

 鳩山総理が普天間基地の問題を先送りにしてことで、米国が唯一可能な選択肢としている「現行の日米合意」での決着は、ますます難しくなった。 鳩山内閣が、北朝鮮問題に関して、今後も米国との緊密な協力関係を維持出来るかどうか、大きな不安が残る。

 念の為に言っておく。 万一、「鳩山総理の訪朝」が、本当に北朝鮮の核問題や拉致問題の解決に結びつくのであれば、日朝首脳会談には反対しない! が、しかし、どう考えてもそうなるとは思えない! 改めて鳩山総理に申し上げたい。 外交的成果の期待出来ない「安易で、戦略性のない訪朝」だけは、絶対にやめていただきたい、と!

追伸:
1.NHKスペシャル「秘録日朝交渉~知られざる核の攻防」の再放送は、(正確に言うと)1月6日午前1時50分(1月5日の深夜)だ。

2.あれ、どこかに「あいつ」がいる?! 映画「スターウォーズ」じゃないけど、「邪悪な力の存在」(ダークサイドのフォース(笑))を感じる。 サンプルを持ち寄って、3人で分析してみることにした。 面白い作業だけど...考え過ぎか、な。(笑X3)


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