2010年1月2日

 山本一太のブログ、「気分はいつも直滑降」の月間アクセスは50-60万。 「So-net事務局」が発表している数字だから間違いない。 「視聴率」は目標の半分にも達していないものの、9年前(?)にネットの国政レポートを書き始めた時には、「1日50程度」のヒット数しかなかった。 その意味では大きく進化した。 嬉しかったのは、ジャーナリストの岩見隆夫氏が、毎日新聞の「近聞遠見」で「山本一太は政界のブログ王」と紹介してくれたこと。 以来、ちょっぴり「永田町の市民権」を得た気もする。(ニッコリ)

 「直滑降ブログ」には「掲示板」を設けていない。 だから「炎上する」ということはない。 その代わり、HP宛に送られて来た山本一太宛のメールは(基本的に)全て自分で読むことにしている。

 同僚議員からよく、「HP宛の誹謗、中傷メールが多くて困る。一太さんのところはどう?」と聞かれる。 が、どういうわけか、自分のHPに届くメッセージに「質の悪い中傷メール」は極めて少ない。 え? 厳しい批判や反対意見でも、(言葉がしっかりしていれば)ちゃんと目を通す。 当然、時間のある時は(短くても)出来るだけ返信する。

 それでも、賛否両論の問題に関して意見を述べたり、政局が始まったりすると、悪意に満ちたメールや政敵が仕掛けたメッセージが届くことはある。 実は過去9年間に送られて来た数多くのメールのうち、20ほどのメッセージを保存してある。 大きく言って次の4種類だ。

 1つ目のジャンルは、個人攻撃と中傷のメール。 こんなに汚い言葉で他人を罵倒出来るなんてスゴい! 悪口の才能に感動して、(思わず)何通かを「永久保存版」にした。(笑)

 2つ目は悪質な恫喝メール。 これはほとんど「犯罪」に近い。 最近の事例を考えれば、いつでも法的手段を取れる(=相手をトレース出来る)とだろう。 が、そんなことより、国会で本格的なネット議論が起こった時の材料として使おうと思っている。

 3つ目は匿名や偽名を使っていながら、(幾つかの理由で)「相手が判明してしまった」メール。 面白いケースが2つあった。 ひとつは某テレビ局の海外支局に勤務するスタッフが送って来た「罵倒のメール」だ。 え? 犯人探しなんてやらない。 ただ、自分より不注意な人間がいることにはビックリした。(笑X2)

 もうひとつは、選挙の直前に「ある政治家の支持者」が「ウソの情報」を流して来たもの。 口は災いの元。 ちょっとしたことから、(調べようとしたわけでもないのに)誰なのかが分かったしまった。(苦笑) その政治家にひとこと言ってやろうと思っていたが、次の選挙で落選!(ガクッ!)

 ネット上の攻撃と言えば、あることを思い出した。 1年ほど前のこと。 友人(著名なマスコミ関係者)のブログが炎上した。 調べてみたら(どうやって調べたのかは分からないが)、3人の人物がチームを組んで(交互に)意図的な悪口を流していたことが分かった。 「最初から個人攻撃(炎上させること)を目的に入って来たんですよね!」と話していた。 これ以上、細かいことは書かない。

 ウソか本当か分からないが、某政治家などは外部のスタッフを使って「政敵に対するネガティブキャンペーン」を流していると聞いた。 そんな暇があったら、もっと大事なことにエネルギーを使えばいいのに!(苦笑) いずれにせよ、ウェブ戦略(?)に「それだけのコスト」をかけられるだけでも大したものだ。 自分には、そんな時間も、おカネもない...なあ。(笑)

追伸:12月4日に始めたツィッター(つぶやきブログ)は自由に意見を言えるネット空間だ。 実名で登録している人も、匿名の人もいる。 批判されることはあっても、「質の悪い中傷コメント」に遭遇することは稀だ。

 言葉で「人格」を判断される。 「他人を不快にさせるつぶやき」は、大多数の良識派から無視される。 そこには、ある種の(健全な?)「自己規制」が機能している。 ツィッターって、不思議な空間だ。
 

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