2009年12月6日:パート2

 午前(朝の)8時30分。 東京から高崎に向かう新幹線の中にいる。 熱い紅茶を飲みながら、パソコンのキーボードを叩き始めた。 今朝はtwitterで軽く4回ほどつぶやいてから、ブログ作成画面を開いた。

 ちょうど大宮駅。 あ、新幹線の窓を叩く人がいる。 知らない人だけど、どうも応援してくれているらしい!(苦笑) ハイ、頑張ります!

 朝のテレビニュースで「民主党が部門会議の研究会(?)なるものを充実させ、マニフェストに掲げた政策の実現や予算のチェックに取り組む方針を打ち出した」みたいなことが報道されていた。 「政権運営に党の影響力を確保するとともに、(政府に入っていない)党内の議員たちの不満にも応える狙いがある」という趣旨の話も。

 ひとことで言うと、民主党は気がついたのだ。 政府と与党の摩擦や対立が議論され、調整されるプロセスこそ「視聴率の高い政治ドラマ」になり得るという事実に!(苦笑) 「異なったプレーヤー」による相互作用が「政権を維持するための優れた政治ショー」を演出するということを、あの「事業仕分け」で再発見したのだ。

 ただし、この傾向は鳩山民主党が掲げた「内閣への権限一元化」に逆行する。 え? 党の幹事長に総理を凌ぐ実力者(ほとんど独裁者?)がいて、党の部門会議が政策立案や実施に影響力を持つ?! これって民主党が批判していた「自民党の2重権力構造」と何ら変わらないじゃないか!(ガクッX5)

 数の力を背景にした民主党の今回の強引な国会運営を見て「あれ?」と思った国民も多いのではないか? 最近、よくこう思う。 「民主党政権って、結局、古い自民党政権みたいになっていくんじゃないかなあ」と。

追伸:同じニュースによれば、「自民党も与謝野馨元経済担当相を中心とした経済政策のプロジェクトチームを動かし、民主党の経済無策への批判を強める」らしい。 出来るだけオープンな形でやってもらいたい。(ため息)


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