2009年12月1日:パート9

 自民党は、ひたすら「民主党の敵失」を待っている感じだ。 が、しかし、「内閣支持率」は依然として6割という高いレベルを維持している。 しかも、臨時国会は12月4日で閉幕する。 年内に「国会で鳩山首相の政治とカネの問題を追及する」チャンスは失われた。 民主党の「あまりに強引な国会運営」については改めて書かねばならない。

 年が明ければ、あっという間に「参議院選挙」がやって来る。 今の状態で突入すると「かなり悲惨な結果」になるだろう! にもかかわらず、(何度も指摘しているように)当事者の参院自民党は何の戦略も提示していない! 加えて、この「ジュラ紀の組織」には「戦うガッツ」のある政治家が数えるほどしかいない! これじゃあ、とても次の戦いは勝ち抜けない!!(深い絶望)

 先日も自民党の某衆議院議員がこう嘆いていた。 「次の参院選挙はどう考えても惨敗する!負けた後のシナリオを前提に戦略を練ったほうがいいよ!」 今までは「それじゃあ、困るよ!」と反論していた。 が、最近、「そうかもしれないな」と思ったりする。(深いため息) 

 恐らく来年の参議院選挙(比例区)では「衆院選挙に落選した自民党の大物前職」がズラリと名簿に並ぶはずだ。 「比例区70歳定年制のルール」もなし崩しになるだろう。 有権者は「それでも変わらない自民党」と続けて対峙することになる。 どんな反応が起こるか、火を見るより明らかだ。(ガクッ)

 時折話題に上る「現職候補の差し替え」も実際には難しい! まだ各候補者の戦力分析もやっていないのだ。 え? 来年2月頃に世論調査をやるって?! 5ヶ月後の選挙に「差し替え」が間に合うはずないではないか!(苦笑) これに対して、民主党からは(地方区でも比例区でも)「若くてフレッシュな公募候補」がワッと登場する。(ガクッX3)

 最近、あれこれ考えるのがバカバカしくなって来た。(笑) 3年7ヶ月後の「自分自身の選挙」に照準を絞ったほうが気がラクだ。 たとえば執行部を変えたところで、結果は同じかもしれない。

追伸:来年の参院選挙地方区(1人区)の候補者をチェックしてみた。 率直に言って、現時点で「確実に勝てる候補者」は1人もいない!(断定) 理由? 過去3回の選挙をぶっちぎりで勝った山本一太が出ても勝てるとは思えないからだ。 そのくらい、情勢は厳しい!(キッパリ)

 「選挙の弱い政治家」に選挙戦略なんか立てられるワケがない!(怒) 「ナメック星人たち」に何を言ってもちっとも響かない!(まあ、だから選挙に弱いとも言える。) こうなったら、地元群馬の1議席を死守することと、タムコー(田村耕太郎参院議員)を応援することに集中しよう! せめて、この2議席だけは守らないと!!


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