2009年9月22日:パート4

 午後2時55分。 盛岡から仙台に向かう新幹線の中にいる。 通路を挟んで2つ前の席にはヒゲの隊長(佐藤正久参院議員)がいる。 ちなみに「自民党総裁選挙地方遊説チーム」の面々は違う車両に陣取っている。 後で「河野太郎候補」の様子を見に...って、行けないんだ。(ガクッ!) 車両が繋がっていなかった。(笑)
 
 岩手県(盛岡市)の演説会はホテル内のホールだった。 やっぱり、今回の選挙で自民党議員がゼロになってしまったことが影響しているのだろうか? 最初に県連会長の鈴木俊一前衆院議員が挨拶した。 「この国の民主主義のためには、自民党の再生が不可欠だと信じています!」 こんな立派な政治家が負けるなんて、日本の損失だ。(ため息) 続いて、3人の候補者の演説。 西村康稔候補、河野太郎候補、谷垣禎一候補の順でマイクを握った。 会場に並べられた最後列の椅子の後ろに立ち、3人の発する「一言一句」に耳を傾けた。
 
 西村候補の演説の中に「家族の信頼関係」とか、「地域の共同体」という言葉が登場した。 「地域の共同体を守りながら地域再生を果たしていく!」「「相手はあの小沢一郎幹事長。若手・中堅だけではダメ!老・壮・青で一致協力して立ち向かわねばならない!」という表現も。 谷垣候補と西村候補の路線は完全に一致している。 そのことを強く感じだ。 谷垣禎一候補は「若手や女性の登用」を強調している。 もし「谷垣禎一自民党総裁」が誕生したら、西村候補が「政調会長」に抜擢されることはほぼ間違いないだろう!
 
 以前のブログにも書いた。 申し訳ないが、政策や主張が同じ方向性だとすれば、谷垣氏のメッセージは(全ての面で)西村氏を凌駕している。 そう、何度も言っているように、この総裁選挙は「谷垣路線」と「河野路線」の対決だ。 自民党を立て直すために、国会議員と自民党員(そして国民)がどちらの選択肢を選ぶのか? それに尽きると思う。
 
 あと5分で仙台駅に到着する。 仙台で「はやて」から「やまびこ」に乗り換えて郡山に向かう。 続きは次回のブログで。

 
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