2009年9月21日:パート10

 午後(夜の)10時50分。 東京の部屋でパソコンを起動させた。 新潟市内の街頭演説会場(目抜き通りの交差点)には大勢の聴衆が集まっていた。 札幌と同様、演説で最も拍手が多かったのは「河野太郎候補」だった。 演説終了後、参加者の方々に感想を聞いて回った。 ここでも、河野人気が他の候補者を圧倒していた。 え? これは身内のひいき目でも何でもない!(キッパリ)
 
 「大勢の参加者」と言っても、内閣総理大臣を決める過去の自民党総裁選挙と比べたら、聴衆は3分の1くらいのサイズだろうか? いくら「野党の党首を選ぶ選挙」とは言っても、テレビのニュース番組で、天気予報の後のフラッシュニュースまで出て来ない日があるのはちょっと淋しい!(というより悔しい!) それでも、少しづつ盛り上がって来た気がする。 「河野太郎の好感度」が最も高いのは事実だが、かつての「小泉純一郎候補」や「安倍晋三候補」に対する「熱狂的支持」には到達していない。 が、3人の候補者の中で、河野太郎のメッセージが最も国民の心を捉えている。 これだけは間違いない! 勝負はこれからだ、な!(ニヤリ)
 
 ところで、自民党はもう「野党」なのだ。 野党には基本的に政策を実現する力がない。 今回の総裁選挙は「自民党をどういう政党にしていくのか?」「自民党は何を目指していくのか?」が争点。 政策のふわっとしたメニューを羅列しても、何のインパクトもない! 事実、そんな話にはほとんど反応がなかった。(苦笑) その点、河野太郎候補と谷垣禎一候補の演説は「核心」を外していない!
 
追伸:
1.歴史的敗北を喫したとはいえ、「200議席を有する政党」のトップを決める選挙のメディア報道がここまで低調なのは、自民党が野党になったからだけではない! 「鳩山政権」がそれだけ注目を浴びているということだ。

2.明日の「自民党総裁選街頭演説会」は岩手県(盛岡市)と福島県(郡山市)で行われる。 「専属ブロガー」として、引き続き河野太郎氏に同行する。 日程は次のとおり。

午後1時ー2時20分:ホテルメトロポリタン盛岡
午後4時30分ー5時45分:郡山駅前広場

3.今回の「もう1人の若手候補の擁立」を「長老による若手の分断工作」だと見ているのはなぜなのか? その理由は改めてきちっと書く。
 

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