2009年9月10日:パート4

 次の「自民党総裁」は、鳩山由紀夫総理と「党首討論」で対決する! その場面をイメージしながら、頭に浮かぶ様々な顔を「自民党総裁(党首)の席」にはめ込んでみた。 やっぱり、「インパクトのない政治家」はダメだ!!
 
 ある同僚議員から電話があった。 「いっちゃん!次の自民党のリーダーは、知名度と発信力を兼ね備えた若手がいいという理屈は分かる。でも、無名の政治家を発掘し、皆で国民的なスターに育てるというのも面白いんじゃないかなあ!」
 
 なるほど、それはひとつの考え方だと思う。 が、しかし、今は自民党にとって「危急存亡の秋(とき)」だ。 10ヶ月後には「参議院選挙」も待ち受けている。 「知名度のない政治家を1年かかって有名にする」余裕は(どう考えても)ない!(キッパリ) 「新しい総裁」が誕生した時、「え?この人は誰?!」では、反転攻勢のタイミングを逸してしまう。 ましてや、調整型の(癒し系の?)総裁に「これで自民党は変わる」という強いメッセージなんて打ち出せるわけがない!
 
 党内の「若手・中堅グループ」から総裁候補を擁立するためには、「20名の推薦人」を集める必要がある。 今回は「複数の若手・中堅議員が手を挙げたものの、立候補要件を満たせない」みたいな展開にしてはならないと思う。(反省!) 
 
 加えて、「若手・中堅の代表が選挙に参加することに意義がある」で終わってもいけない。 「総裁選挙」に若手を担ぐからには、勝って「世代交代」を実現しなければならない!! すなわち、「300票の党員票」にアピール出来る「勝てる候補者」を出さなければ意味がないということだ。
 
 もう一度言う。 「20人集める」ことは必須だが、総裁レースに出ればいいというものではない! 「勝てる候補者」(少なくとも勝てる可能性をイメージ出来る政治家)を担いでこの戦いを制し、「党の執行部」を一気に若返らせるのだ。 選挙を戦った候補者たちは、有権者の声を聴いたはずだ。 「自民党よ!早く世代交代して新しい党に生まれ変わりなさい!」 「自民党の復活」を期待する(まだ自民党を見離していない)人々の思いはそこにあるのだ。


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