2009年9月6日:パート3

 衆議院選挙の直後、あるテレビ番組に出演した。 民主党の次世代エースと目される若手参院議員と一緒だった。 大阪と東京を中継で繋ぐスタイルだった。 「野党になった自民党は与党民主党にどんなスタンスで臨むのか?」という大阪の司会者からの質問に対して、「民主党を支持した国民の審判はきちんと受け止める。各地の選挙区を応援で回ったが、『民主党に一度やらせてみよう』という雰囲気が広がっていた。しばらくは民主党の『お手並み拝見』だ。必要な政策には協力するが、間違ったことは正していく。自分はそう思う!」という意味のコメントをした。
 
 すると、大阪のスタジオにいたゲストコメンテーター(某芸能人)がこんな趣旨のことを言った。 「『お手並み拝見』などという言葉自体が上から目線だ!自民党は分かっていない!」と。 加えて、「一度はやらせてみようなどという表現自体がおかしい!」とも。 更には、「山本さん!今回、自民党は惨敗した。が、ピンチはチャンスでもある。自民党もここから頑張って!」という隣の席のコメンテーターがこちらに投げかけた言葉に対しても、この人が(自分が答える前に)「民主党にスグに結果を期待するのはよくない!時間をかけて判断してあげないと!」みたいな趣旨の言葉で割って入って来た。
 
 「お手並み拝見」という言葉は(自民党議員に限らず)、マスコミ関係者や政治研究者も使っている。 「民意」を得て政権に就いた民主党に対しては、最初から何でもかんでも反対するのではなく、本当にマニフェストを実行出来るのかをきちんと見る。 日本に必要な政策なら協力する。 が、政策がうまくいかない場合は(間違った方向に行くようなら)修正を働きかける。 それが「お手並み拝見」(=野党としての役割を果たす)の意味するところだ。 

 「ハイ!民主党は選挙に勝ったんですから何でもやってください!選挙に負けた私たちは何も言いません!何でも協力します!」 仮にそんなことを言ったとしたら、国会でまともな議論は出来ない! すなわち、「民主主義」が働かなくなるということだ。 え? 上から目線?! 国民は「政権交代」を選んだ。 「歴史的敗北」を喫した今の自民党に「上から目線」みたいな余裕があるはずがないではないか!!(怒)
 
 それから、「民主党に一度やらせてみよう!」というのは、山本一太の言葉ではない! あちこちで会った「有権者」の口から出た言葉なのだ。 どうぞ、誤解のないようにお願いします! とても感じのいい人だけど、ちょっと驚いた。 ここまで「スゴい民主党シンパ」だったんだ、な!


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