2009年9月2日:パート6

 午後(夜の)9時30分。 東京の部屋でパソコンを起動させた。 熱い紅茶を片手にパソコンのキーボードを叩いている。 「腹筋と腕立て伏せ」も早めに終わらせた。 マルチビタミン剤も2錠、飲んでおこう!
 
 午後(夜の)6時15分から約1時間、赤坂の某カフェで「情報交換のミーティング」をやった。 ここ数日だけで「新たに当選した民主党議員」に関する「様々な情報」が(あちこちから)入って来た。 そのうちの幾つかは深刻だ。 大丈夫...かなあ。(苦笑)
 
 戦後、4人の総理を輩出した「保守王国・群馬県」で「波乱」が起きた。 5つの小選挙区(5議席)のうち、3つの議席を失ったのだ。 1区の「尾身幸次元財務大臣」が約1万3千票、2区の「笹川尭自民党総務会長」が約2万4千票、3区の「谷津義男元農水大臣」が約2万票の差で民主党候補に敗れた。 4区の「福田康夫前総理大臣」が約1万2千票差で勝利。 5区の「小渕優子少子化担当大臣」は約10万票の差をつけて圧勝した。
 
 実は「小渕優子氏」を除く4人の候補者が「73歳ルール」のために比例区の対象にならなかった。 仮に「重複立候補」が認められていたら、3人とも復活していた可能性がある。(無念!) 福田前総理の選挙では「冷や汗」をかいた。 複数のマスコミの「出口調査」のデータ(幸運にも不正確)で、相手候補にリードを許していたからだ。(ふう) 最後は底力を発揮した。(よしっ!)
 
 5区の「小渕優子候補」が唯一圧勝したのは、民主党候補が立たなかったこと、先代からの後援会がしっかりしていることもあるとは思うが、「候補者本人の魅力」が大きい。 「若さと可能性」が有権者にアピールしたのだ。 小渕大臣には(これからも)「いい政治家」を目指して頑張っていただきたい! 
 
 この選挙の結果、群馬県選出の自民党国会議員は、福田康夫衆院議員、小渕優子衆院議員、佐田玄一郎衆院議員(比例区)、中曽根弘文参院議員、山本一太参院議員の「5人」になった。 他方、民主党議員は選挙区の4人の衆院議員、1人の参院議員、比例区の2人を加えて「7人」に達した。 つまり、自民党議員と民主党議員の数が逆転したのだ。(群馬県政史上初の驚愕の事態だ。)
 
 国会議員の「新たな勢力地図」(バランスの変化)は、「県内政局」(地方政治)にも影響を及ぼすだろう。 次回の県議会議員選挙では、自民党現職が独占する1人区、民主党議員のいない2人区に、必ず「民主党公認候補」が擁立される。 そう考えておいたほうがいい。 各地の首長選挙にも「民主党公認の若い候補者」が出馬する可能性がある。 これまでの流れを考えると、(選挙の構図によっては)「次回の知事選挙」も波乱含みの展開になるかもしれない!
 
 加えて、そうでなくても「激戦」が予想されている来年の「参院群馬地方区の選挙」(前回から1人区に移行)は「かなり厳しい状況」になる。 何しろ、1区から3区までは民主党衆院議員しかいないのだ。(頑張って応援しないと!)
 
 更に言うと、今回は激戦を勝ち抜いた4区はもちろん、前回に続いて圧勝した5区でさえ、次回の(4年後の?)衆院選挙では「予断を許さない勝負」になる公算が高い。 すなわち、ここで踏ん張らないと、「保守王国・群馬県」は瓦解する! それどころか、5年後には「民主党の牙城」に変わってしまう恐れさえある!!(ぞっ!)
 
 あ、お湯が沸いた。 もう一杯、豆乳ミルクティーを飲む。 この続きは次回のブログで。
 
追伸:へえ、平安時代の和歌には「言霊」があると言われていたのか! 「直滑降」も「和歌の形式」にしようかなあ。(笑) 「和歌のベスト版」と言えば「百人一首」だ。 子供の頃はお正月が来る度に親戚が集まってカルタ(百人一首)を楽しんだ。 自分の得意札は「村雨の 露もまだひぬまきの葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ」でした。 一番好きなのは「瀬を早み 岩にせかるる滝川の われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ」です。 ああ、ちょっと政治を離れてリラックスした。(ニッコリ)


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