2009年9月2日

 数年前、ある「胡散臭い人物」が次のような発信をした。 以下のような「でっち上げのストーリー」を垂れ流したのだ。(笑)
 
 「4年前の郵政民営化選挙の際、山本一太が小泉純一郎総理(当時)に『小渕優子氏が郵政民営化に反対するなら、その時は自分を群馬5区(小渕氏の選挙区)から公認候補として立てて欲しい!』と直訴した。が、小泉首相から拒否された。」

 こんな「いい加減な人間」の言うことを信じる人はいないだろう(実際、選挙には何の影響もなかった)と思って、特に反論もしなかった。 が、いい機会なので、一応、説明しておきたい。 小泉首相(当時)に会うために総理官邸に行ったことは事実だ。 確か、解散した直後(?)だったと思う。(後で調べてみよう!) いわゆる「刺客を志願した」こともウソではない! 取材を受けた某スポーツ紙に「山本一太議員、ヒットマンに!」みたいな見出しで大きく取り上げられた記憶がある。 が、しかし、「群馬5区から出馬したいと小泉総理に申し出たが却下された」といのは500%、事実と違う!(笑X5) 
 
 あの時は思い詰めていた。 「郵政民営化を争点に選挙をするなら、全ての選挙区に賛成派を立てなければ意味がない!相手が強くて候補者が見つからない場所があるなら、自分が捨て石になる。そうすれば、小泉総理は全選挙区で(民営化賛成派の擁立を)考えてくれるだろう!」 本気で「そんなカッコいい衝動」(=あの選挙で議員バッジを外そうと覚悟した)に襲われたのだ。(一種の興奮状態だった。(苦笑))
 
 さっそく小泉総理の懐刀だった飯島総理秘書官(当時)に約束を取り、官邸に乗り込んだ。 「飯島さん!ちゃんと候補者は揃っているんでしょうか?誰も立ちたくない選挙区があれば、私がやります!群馬の支持者の方々は私が説得しますから!」と話した。 飯島氏は困った顔で、「一太先生!そんなことを言わないでください!群馬を離れるなんて、亡くなった先代の富雄先生に叱られますから!まいったなあ!」と頭を掻いていた。
 
 続けて会った小泉総理(当時)にもこう言った。 「総理、どうしても候補者が見つからない選挙区があれば、群馬を離れて私が行きます!必要なら何でも言ってください!」 小泉総理はニッコリしながら、こんな返事をした。 「うん、その気持ちは嬉しい!でも、遊説局長で頑張ってくれよ!」 面会が終わって、飯島秘書官に報告した。 「総理には遊説局長として頑張ってくれと言われました!」 
 
 その時、ホッとした表情で飯島氏が言ってくれた言葉が忘れられない。 「そりゃあ、そうでしょう!どんなに困っても、小泉は自分の大事な娘を質に入れるようなことはしませんから!一太先生、マスコミの人たちに小泉からそう言われたって話してください!あのスポーツ紙の記事であちこちから問い合わせが入ってるんですから!もう2度と『参院議員を辞めて群馬以外で衆院選挙に出てもいい!』なんて言わないでくださいよ!」 後になって知ったことだが、あの段階で「小泉ー飯島コンビ」は(すでに)「ほぼ全ての選挙区」で候補者を見つけていたのだ。(ガクッ!)
 
 これが「ありのままの事実」だ。 県内で衆院選挙に立候補しよう(ましてや「群馬5区」で衆院に鞍替えしよう)などという気持ちは微塵もなかった。 ウソだと思うなら、小泉元総理と飯島元秘書官に聞いてみたらいい! だいいち、小渕優子氏(現少子化担当大臣)は「郵政民営化」に賛成したのだ。 地元支持者との関係でギリギリまで悩んだのは小渕代議士だけではない! しかも、自分の生まれ故郷である吾妻郡では先代の時代から「小渕・山本支持者」が重なっている。
 
 仮にこんな「真っ赤なウソ」を流している人物に遭遇した方がいたら、ぜひ、HPへの「匿名メール」で情報をお寄せください! まさしく「下衆の勘ぐり」というヤツだ。 事実関係(証拠)がハッキリしたら、ここに「実名」を書かせてもらう!(怒) え? この「匿名での情報提供」のお願いは侮れない。 前回の参院選挙の際の「山本一太公認候補者差し替え陰謀」も「地元からの匿名のメッセージ」で判明したのだ。(ニヤリ!)
 
 あ、気がつくと午前(夜中の)2時を回っている。 明日は「清風会」(参院町村派)の朝食会があった。 腹筋と腕立て伏せをやって寝る。 もう少し説明しておきたいこともある。 この続きは次回のブログで。
 
追伸:若気のいたり(?)とはいえ、「生まれ故郷の群馬県を飛び出して他の選挙区で玉砕してもいい!」だなんて!! あの時は「応援してくれている地元支持者の方々」に心配をかけてしまった。 改めてお詫びします! ごめんなさい!(反省)
 
 
直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

山本一太オリジナル曲「素顔のエンジェル」無料配信中!