2009年7月28日:パート3

 間もなく午後(夜の)8時。 落ち着いた場所でパソコンを開いた。 午後(夕方の)5時30分から某ホテルのカフェで「情報交換」のミーティング。 温かいミルクティーを飲みながら、「選挙情勢」を分析した。 あと1ヶ月のうちに、「風向きが変わる」可能性はある。 「個々の候補者」にとっても、「微風」が吹き始めた瞬間に「その風」を掴めるかどうかが勝負の分かれ目になる。 それだけに、総理や大臣、党幹部の「失言」は禁物だ。 国民を怒らせ、「微風の芽」さえ摘み取ってしまうことになる。
 
 さて、前回のブログで「テレビ出演は『舛添要一厚生労働大臣』と『石原伸晃幹事長代理』のコンビに任せたほうがいい!」と書いた。 それはこの2人が、政府や党の「要職」にあり、かつ「自民党きっての政策通」だからではない。 「テレビという生き物」を最も熟知した「コニュニケーション能力に秀でた政治家」だからだ。
 
 テレビ出演でも、街頭演説でも、集会の応援スピーチでも同じだと思う。 最も重要なのは「インパクト」だ。 「論理的で立て板に水」みたいな演説やコメントをして「身内の採点者」に褒められたところで、「聴衆」(=視聴者=国民)の印象に残らなければ何の意味もない! スムーズにしゃべったからと言って、自民党の票が増えるなどということはない!!
 
 更に言えば、「知識がある」ことと「メディアで効果的に発信出来る」というのは「全く別の能力」だ。 「肩書き」(ポスト)だけで「テレビに向いていない政治家」を視聴者の前に頻繁に登場させるのは絶対に避けるべきだ。 今の自民党に、「こうしないとバランスが取れない」(誰かの面目が保てない)みたいな余分な配慮をする余裕はない。
 
 「街」に出て一般の有権者に聞いてみるといい! 地元で支持者に尋ねてみればスグに分かる! 国民が今一番話を聞きたいと思っているのは「舛添要一厚生労働大臣」なのだ。 公示まで約20回しかない「テレビ対決」には、舛添大臣に「1回でも多く」登場してもらったほうがいい! たとえば、今週末の「サタデーずばっと!」に舛添大臣が出てくれると言うなら、今からでも喜んで「出場枠」を譲りたい。 え? 自分がこのまま出演する場合は、(当然ながら)全力を尽くす!!(キッパリ)
 
 どうして「山本一太」はテレビ出演の依頼を受けるのかって?! それは「番組側」から直接、声がかかるからだ。 自分が「テレビ向きの政治家」などとは思っていない。 が、番組スタッフの会議で名前があがるということは、多少なりとも「発信者としての価値」を認めてくれているということでしょう?! そりゃあ、素直に嬉しい! 念のために言っておくが、自分は党幹部に根回して(上手に態勢を作って)「テレビに出してもらった」ことは一度もない!! つまり、「人選」が党主導になったら、自分の出番はなくなるということなのだ。(ガク!じゃなくてホッ!)
 
 もう1つ理由がある。 前述したように「マスコミ対応が上手い」などとは自惚れていない。 自民党には、山本一太なんかより「遥かに高度なメディア対応」の出来る方々が大勢おられると聞いている。(パチパチパチ) ただ、選挙まであと1ヶ月しかないこの時期に「一般国民にはほとんど知られていない政治家」(ポストと知名度は比例しない)がテレビに現れて「もっともらしいこと」を言っても、視聴者には何のインパクトも及ぼせない。 「ええと、この人、誰だっけ?」で終わってしまう。 舛添大臣や伸晃氏や平沢勝栄氏に比べたら10分の1の知名度でも、「自分が行ったほうが多少はマシかな?」と思う場面もある。(逆にマイナスだったりして!(ガク))
 
 あ、そろそろ次の日程に行かないと。 この続きは次回のブログで。
 

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