2009年7月25日:パート4

 民主党の「浅尾慶一郎参院議員」が、昨日の記者会見で「衆議院選挙に神奈川4区から鞍替え出馬する」と表明した。 民主党はすでに前逗子市長の「長島一由氏」を公認しており、浅尾議員を除籍処分にした。 つまり、浅尾氏は「無所属で戦う道を選んだ」ということだ。
 
 「次の総理にどちらがふさわしいか」の最新調査で、麻生総理が鳩山代表にトリプルスコアのリードを許している。 この結果にはちょっと納得出来ないが(極めて残念だが)、注目すべきは「どちらもふさわしくない」と考えている有権者が5割近くに達していることだ。 浅尾氏の動きは(恐らく)「国民は自民党に反発を強めているのであって、実は民主党に突風が吹いているわけではない」という分析に基づくものだろう。
 
 このニュースを見て、ふと思った。 まだ「選挙の公示」まで20日以上ある。 自民党や民主党の現職が「当選確実」のように分析されている「無風の選挙区」にも、「無名の若い新人」が無所属で立つ可能性があるかもしれない、と。 これは「要注意」だ。

 
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