2009年7月19日:パート3

 明日21日、麻生総理が臨時閣議で解散を閣議決定。 天皇陛下が解散詔書に署名された後、午後1時から衆院本会議が開かれる。 ここで「解散」が伝えられ、8月18日の選挙公示、8月30日の投票に向けて「戦い」がスタートする。
 
 午前11時30分から党本部の901会議室で「両院議員懇談会」がセットされた。 党執行部がこの懇談会を「非公開」にしたことについて、マスコミや党内の一部から(予想されたことではあるが)「オープンな形で開催するべきだ」との意見が出ている。
 
 結論から言うと、自分は「この会議を非公開にした」のは正しいと思う。 メディアにオープンするとなれば、出席した衆院議員はマイクを奪い合って発言する。 何しろ、この議員懇談会が「解散」の前に自らの存在感を示す「最後の機会」なのだ。 「麻生降ろし」の急先鋒を務めた議員たちは「厳しい論調」で麻生総理を攻撃する。 これに対して「麻生支持」のグループも激しく反撃するだろう。 
 
 この「党内の騒然とした状況」(怒鳴り合い)がメディアにとって「最高に美味しい場面」であることは間違いない!(苦笑) 「強烈な表現」で麻生総理を罵倒する議員たちの姿、飛び交う怒号、苦虫を噛み潰したような麻生総理の表情。 この映像が「麻生自民党は空中分解」「自民党は政党の体をなしていない」といったコメントと一緒に何度も何度もお茶の間に流されるのだ。 2年間の参議院選挙の真っ最中に発生したあの「農相バンソウコウ事件」みたいに! このことが厳しい戦いに臨む自民党の候補者たちにどれほどマイナスの影響を及ぼすか?! ちょっと冷静に考えれば分かるはずだ。(怒)

 え? 会議室にテレビを入れなくても、「麻生総理の退陣」を要求した人々はぶら下がりインタビューで麻生批判をするだろうって?! 「怒鳴り声」は外まで聞こえるって?! それはいいのだ。 「醜い映像」さえ撮られなければ....!!
 
 ダメだ。 眠い! どこかでまとめて睡眠をとらないと、疲労がとれない!! これから(恐らく自分の選挙よりキツい)「地獄の応援ロード」が始まる。 もっと寝ないと...。 携帯電話も見あたらないし...。
 

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