2009年6月30日:パート2

 午後1時35分。 一瞬だけ議員会館事務所に戻った。 昼12時30分からの「マニフェスト連合会議」に20分ほど遅れて出席した。 「塩崎恭久元官房長官」と「世耕弘成参院議員」が中心になって呼びかけた集まりだもの! 顔を出さないわけにはいかない。
 
 出席者は約20名。 やはり1回生が多かった気がする。 党本部8階のリバティーに入った瞬間に「あ、参加してよかった!」と思った。 一番、隅の席に座った。 途中で退出したが、「政局」より「政策」中心の議論が多かったように思う。 麻生総理の「解散戦略」をめぐっては、メンバー間の「温度差」を感じた。
 
 「マニフェスト」(政権公約)なくして解散総選挙なし!! これは当たり前のことだ。 「マニフェスト策定チーム」も早急に本格始動してもらいたいし、麻生総理には一刻も早く「マニフェストの骨子」を示してもらう必要がある。
 
 ただし、麻生首相が「党のマニフェストを掲げずに選挙に踏み切る」などということはあり得ない! 「マニフェストの原案」はすでに準備しているはずだ。 党内の様々な勉強会や政策グループの提言に含まれている「議員定数削減」や「天下りの根絶」等の項目は、ぜひとも取り入れていただきたいと思う。 が、しかし、最後は麻生総理が「トップダウン」で決めるしかない! 「政権公約」とは元来、そういうものだ。 小泉純一郎元総理が短期間でマニフェストの内容を決断したように!! 
 
 手を挙げて次のように発言した。「麻生総理は次の総選挙で財源問題(=消費税問題)を争点にする可能性がある。その時は『議員定数削減』と『政府の無駄遣いの撲滅』をセットでマニフェストに入れてもらいたい。その部分がないと(どんなに方向が正しくても)国民の理解は得られない!消費税だけで突っ込むようなことになると選挙は大変なことになる!!」
 
 部屋を出たところで「ぶら下がりのカメラ」に取り囲まれた。 「麻生総理では選挙を戦えないという声が出ていますが..」という記者の質問に対しては...あ、そろそろ行かないと。 次回のレポートに続く。

 
直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ