2009年6月15日:パート5

 午後(夜の)11時30分。 熱い紅茶を片手に「鳩山邦夫総務大臣の辞任騒動:その3」を書く。 マスコミ報道等で明らかになった「1万円で売却した施設が6千万円で転売された」みたいなケースに関しては、(いろいろ理屈はあると思うが)自分にも「釈然としないもの」がある。 が、しかし、これは「旧郵政公社時代」に端を発していることだ。 そこがどうも混同されている気がする。
 
 さらに重要なポイントは、「かんぽの宿」が「事業の譲渡」であって「不動産の売買」ではないという点。 バルクセール(一括売却)によって「採算性がまちまちの79の施設」をパッケージとして売却する方式を取っている。 その79の施設の中から資産価値の高い建物を個別に取り上げて、「ここは数百億で売れるはずだ」というのは、理屈がちょっと違う。(苦笑)

 しかも、今回の売却には「雇用を守らねばならない」という条件がついている。 切り離して売却したら、採算の合わない赤字施設(=不良債権)が売れ残り、雇用を維持出来なくなる。
 
 あ、腹筋と腕立て伏せの時間だ。 「鳩山邦夫総務大臣の辞任劇:その4」に続く。
 
追伸:
1.あれ? 「西川社長の続投容認」を示唆していた佐藤勉総務大臣のトーンが少し変わって来た気がする。 総務省の業務改善命令に対する対応を見てから判断するって?! 「時差を作って西川社長も辞めさせる」なんて流れにならなければいいが..まさか、ね。

2.明日の午後2時30分から「北朝鮮外交を慎重に進める会」をやる。 法制局を呼び、船舶検査法案の条文を検討する。 夜は「プロジェクトJ.」のメンバーで、菅義偉・選対副委員長を囲む。
 

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