2009年6月1日:パート3

 午後(夜の)6時30分。 赤坂のカフェで紅茶(アールグレイ)を注文した。 ここで本日2本目のブログを書き、午後(夜の)7時30分の会合に向かう。
 
 国会が55日間の延長(7月28日まで)になった。 直感的に思う。 投票日は9月6日(日)じゃないかって。 いずれにせよ、選挙まであと3ヶ月だ。
 
 今週の金曜日に「党改革実行本部総会」がセットされた。 議員定数削減と世襲候補の立候補制限について「取り纏め」の議論をやるらしい。 この「2つの改革」すらまともに出来ないということであれば、自民党は次の衆議院選挙で厳しい立場に追い込まれるだろう。 議員定数削減は「10年後(?)に向けて順次削減を行う」みたいな曖昧な形で決着し、加えて「世襲候補の同一選挙区からの立候補制限」の実施も決められないみたいな「最悪のシナリオ」だけは回避せねばならない。 必ず出席して発言する!!
 
 武部勤本部長に提出した「議員定数削減に関する山本一太私案」を読み返してみた。 猛スピードで書いたこともあって、文章がかなり粗雑だ。 少し内容を修正して掲載する。
 
      ー議員定数削減に関する山本一太私案ー

1, 党内の各グループから様々な議員定数削減のための提案が行われている。 が、最も重要なことは、定数削減を実現するための目標値(=期間)を明示することであると考える。
 
2.タイムテーブル(行程表)のないマニフェストはマニフェストではない。「曖昧な約束」は国民の心に響かない。「将来、2院制を1院制に変えるプロセスの中で定数を削減する」「道州制の導入に合わせて適性な議員数に減らしていく」等の提案には、現実味も説得力もない。2院制を実現するためには憲法改正が必要となる。道州制の実現にも(少なくとも)10年以上かかる。たとえば、「次の0年間で国会議員定数を0割削減する」というような「明確な目標値」を盛り込まねばならない。

2, 具体的には衆参両院の「国会議員全体」の定数を「約3割削減」する。
(1)衆議院の定数は480→350に。内訳は「小選挙区300」+「比例50」とする。 
(2)参議院の定数は242→144に。内訳は「各県2人×47=94」+「比例50」とする。

3.「衆議院の比例区」は小選挙区制度導入時に「激変緩和措置」として設けられたものであり、本来は廃止することが望ましい。が、しかし、衆院比例区の維持を重視する友党の意向等を踏まえ、200を50(4分の1)まで削減する。「300小選挙区」を維持する理由は、4年間で小選挙区の議席を大きく削るのは現実的には難しいという判断があるため。が、たとえば「小選挙区280+比例70」のような調整は可能とする。

4,「定数の削減」によって生じた「新たな財源」は新たな定数の下で選ばれる国会議員の政策立案能力向(政策担当スタッフの増員等)に充てることとする。議員定数削減の目的はー(1)政治自らが 身を切る姿勢を示すことで将来の必要な負担増を国民に理解してもらうこと(2)国会議員の政策立 案能力を高めることーであるべきだと考える。


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