2009年5月20日:パート4

 午後(夜の)8時30分。 東京の部屋でパソコン画面に向かっている。 あと30分でここを出て、次の日程(午後9時30分からの「北朝鮮に対する抑止力強化を検討する会」)に向かう。
 
 午後。 自民党本部で行われた「新しい政治を拓く会」にチラッと顔を出した。 予想していたより少し出席者が少なかった。 4年前の郵政選挙で当選した「83会」のメンバーなんて、全員が来ていいはずなのに?!! 今日は「衆議院本会議」もセットされていなかったようだ。 多くの衆院議員は選挙区に戻っているのかもしれない。 
 
 参議院自民党からの出席者は(こちらは予想どおり)2名だった。(ガクッ!) もともと議連に入会してくれた参院議員が(山本、世耕を含む)5名しかいないのだから仕方がない。(苦笑) 「最初の総会」に参加していた「世襲議員」も4名くらいだったろうか。 やっぱり党内には(特に世襲政治家の間では)「慎重又は反対」の意見が強いということかなあ。
 
 「世襲候補の立候補制限も議員定数削減も政策とは関係ない!こんなことはさっさと実現して、本当にやらねばならないことに集中するべきだ!」という趣旨の(複数の)発言があった。 「世襲候補の立候補制限をやったからといって、選挙に大きくプラスになるとは思わない。が、(すでに民主党がマニフェストに盛り込むことを決めている以上)やらなかった時のマイナスは大きい!」という声も出た。
 
 この「2つの意見」に基本的に賛成だ。 が、しかし、「議員定数の削減」は「政策」に直結する! 「この問題」に手をつけないまま、「消費税増税」を「選挙の争点」になど出来るはずがない!! 選挙まで実質3ヶ月となったこの段階になって、党内で(何となく)「議員定数削減を実施する機運」が薄れている感じがするのは何故だろう? 
 
 次の選挙の政権公約に「4年間で議員定数の3割(又は4割)を削減する」という一文を入れるのはかなり難しそうだ。(ため息) え? もう一度言っておくが、「具体的なタイムテーブル」のない定数削減なんて、何の説得力もない!! 「将来的には半減する」なんて誰だって言えるもの!(苦笑)
 
追伸:
1.2年前に「逆風の国政選挙」を戦った。 衆議院はちょっぴり記憶が薄れているんじゃないだろうか? 前回の選挙から4年近くが経過する中で、「逆風下の戦い」がいかに苦しいものかを忘れかけているのではないだろうか? 選挙が近づけば...きっと分かる!! 「10ポイントのリードなんてあっという間に逆転される」という「あの背筋が凍るような感覚」が!!

2.参院本館のエレベーターの前で民主党の某参院議員に声をかけられた。 「山本さん、電子投票法案、どうなっているんですか?」 すかさず、「いや、自民党内の議論は全くまとまっていません!(キッパリ)」と答えた。 絶対に「直滑降ブログ」を読んでくれていると思う。(笑)

3.午後。 お世話になっている地元経済人が会長を務める団体の理事会で「1時間の講演」をやった。 思わずこんなセリフを口にしてしまった。 「参院自民党に、5、6人でいい。覚悟を持った同志がいれば、政治を大きく変えられるのに!」


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