2009年4月20日:パート2

 午前11時15分。 議員会館事務所でパソコンを起動させた。 午前10時からのミーティングを終え、何本かの電話をした。 政治は「小さなハプニング」の連続。 今日もいろいろなことがありそうだ。
 
 少し前に次のようなマスコミ報道があった。 「自民党のマニフェスト策定特命チーム(仮称)の座長に麻生総理の側近である菅義偉・選対副委員長が内定した」と。 事実だとすれば、大歓迎だ。 自分は(仲間と一緒に)党執行部に対して「次の衆議院選挙のためのマニフェストを議論する党内組織を早急に立ち上げて欲しい!」と要望した。 個人的には、トップダウンでやろうが、ボトムアップでやろうが、それは構わない。 要はその過程で党内の「オープンな議論の場」を設けてもらえばいいのだ。 え? 最終的に項目や優先順位を決めるのは党の総裁でもある総理だ。 当然でしょう?!
 
 「特命チーム、早く始動しないかなあ」と思っていた矢先に、今度はこんな趣旨の記事が掲載された。 「マニフェスト策定の責任者に内定した菅氏に党内から異論。当選回数が4回であることに加え、同氏が世襲候補の立候補制限に積極姿勢を取っていることで警戒感が強まっている!」と。
 
 菅義偉・選対副委員長が「世襲候補の立候補制限を党のマニフェストに盛り込む」ことに前向きなのは、「そうすることが麻生総理のためになる。党としてそのくらいの覚悟を示せなかったら、次の厳しい選挙はとても勝ち抜けない!」という強い思いがあるからだろう。
 
 山本一太の立場はハッキリしている。 菅義偉氏が「マニフェスト策定チーム」の座長として「世襲候補の立候補制限と議員定数削減」を掲げるなら、(微力ながら)全力で支援する!! 場合によっては、自ら世襲政治家である自分が呼びかけて、党内に「アニキの応援団」(役職は要らない)を立ち上げてもいい!!(キッパリ!)
 
 最近、よく記者からこう聞かれる。 「一太さん!菅さんは10名くらいの若手・中堅チームを作ろうとしているようですが、声がかかってませんか?」と。 別に菅副委員長からは何も言われていないし、「策定チームのメンバーにしてもらおう」などというスケベ根性も持っていない!(笑) チームに入らなくても、座長の応援は十分出来るもの!(ニッコリ)
 
 数ヶ月後(?)にも行われる衆議院選挙に向けて、「マニフェスト策定特命チーム」はメディアの注目の的になるだろう。 メンバーにもスポットが当たるはずだ。 こんな役柄は、麻生内閣の支持率が急落した時にも「一貫して麻生支持を訴え、支えてきた政治家」が演じるべきだ。
 
 何度も書いているように、自分は麻生総理のことをけっして嫌いではない! が、しかし、「この政策はおかしい!」と思ったら、(最も開かれた政党である自民党の中で)自由に意見を言って来た。 これからも(必要があれば)遠慮なく持論を発信しようと考えている。 どう考えても、メンバーとして不適格だ。(苦笑)
 
 そう考えてみると、安倍政権時代にあった「お友達内閣批判」って、つくづく「ピントが外れている」と思ってしまう。 総理(リーダー)になった政治家が、ことが成就するまで苦労して自らを支えてくれた政治家、心から信頼している議員を「抜擢する」(又は傍に置く)のはごく自然なことだ。 そうは思いませんか?!(笑X2)
 
追伸:安倍政権といえば、明日の午後2時50分から党本部508で「北朝鮮への抑止力強化を考える会」をやる。 ゲストスピーカーは安倍晋三元首相だ。
 
 
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