2009年4月16日

 朝。 東京の部屋で熱いミルクティーを飲んでいる。 昨日、自民党が20年以上堅持してきた「参院比例・70歳定年制」が(完全に)なし崩しになった。(怒) 党のルールでは「余人を以て変え難い場合」という例外規定もあるが、これまでただの一度も適用された例はない! 中曽根康弘元総理や宮沢喜一元総理も「定年制のルール」を守って、衆院比例区への出馬を辞退したのだ。 この2人以外に「余人を以て代え難い」人材なんて、どこにいるのだろうか?!(苦笑)

 参議院選挙の第一次公認候補は、党が正式なプロセスを踏んで決定した。 これを覆すことは出来ない。 が、しかし、「時代に逆行する分かり難い自民党」というイメージを払拭するためにも、「比例区・70歳定年制の特例を認めた理由」を国民にきちんと説明していただきたい! この決定を後押しした皆さん、よろしくお願いします!!
 
 自分は(ずっと以前から)「菅義偉・選対副委員長」が好きだ。 最近は「違う立場」で発言する場面もあるが、菅氏への「尊敬の念」は変わらない。 世の中のムードに敏感で、かつ政治の筋を通すあの「政界のアニキ」が、こんな「理不尽なこと」を許すなんて??! よほどの「事情」があったに違いない! まあ、情に厚いタイプだからなあ!!(苦笑)
 
 この「分かりにくい決定」は、次の衆院選挙というより、来年の参院選挙に大きなダメージを与えるだろう。 党の偉い方々には、次の参院選挙がどれほど大変なのかが分かっていない! 本当に「勝つつもり」があるのだろうか?! 
 
 2年前の「地獄のような参院選挙」で「逆風を跳ね返して圧勝した」のは群馬県と和歌山県だけだ。 しかも、前回の得票を大幅に伸ばしたのは自分だけではないか!! 少しは「山本一太の感覚」にも耳を傾けてもらいたい! あーあ、ダメだな、参院自民党は!!(ため息)
 
追伸:「70歳定年制堅持」を求めるアピール(記者会見)に出席したのは参院自民党有志4名。 自分より10歳以上若い秋元司参院議員、ガッツあるじゃんか!!(ニッコリ)


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