2009年4月2日:パート4

 午前零時20分。(正確には4月3日) 東京の部屋でパソコンのキーボードを叩いている。 明日の午前10時30分から「電子投票法案の拙速な審議に反対する有志の会」をやる。 緊急アピールに賛同する署名集めについて報告するためだ。 出来れば、明日中に幹事長と政調会長に要請文を手渡したいと考えている。 え? 参議院自民党が反対でも、部会(選挙制度調査会)と政調審議会、総務会を無理矢理通して、衆議院に法案を提出すればいいって?! そんなこと、出来るはずがない!(怒)
 
 夜は午後6時、午後8時30分と「2つのミーティング」があった。 「敬愛する2人の友人」に続けて会った。 いろいろな話をした。 2つのことが頭を過った。
 
 ひとつ目は14年前に亡くなった父のこと。 最初の参院選挙の直前に輸血が原因で「急性肝炎」にかかり、緊急入院した亡父は、ほとんど選挙運動に立てなかった。 当選した日もベッドに横たわっていた。 当選後も、6ヶ月近く登院出来ない状態だった。 
 
 選挙の1ヶ月後、主治医の先生の努力と家族の献身的な看護で「危険な状態」を何とか乗り切った。 ベッドに腰をかけて食事をとれるまでに回復した。 ある日、病院の部屋を訪ねると、父が病室で白いご飯を口に運んでいた。 ニヤリと笑いながらこう言った。 
 
 「なあ、一太。こんなことでくたばってたまるか!オレが死んだら喜ぶヤツが一杯いるからな。でも、そうは問屋が卸さないよ!」 いつもの精悍な表情が戻っていた。 その時、思った。 「本人の気力」(=闘争本能)と「他者からの無償の愛情」があれば、人間は「いかなる困難や試練」も克服出来る、と。
 
 2つ目の会合で心に浮かんだこと。 それは「ちょっとしたタイミングの差で、人生は大きく変わる」という事実だ。 やっぱり、そういうことだったのか。 嬉しくて、ちょっぴり悲しい気分になった。
 
追伸:本日のブログへのヒット数(アクセスカウンターの数字)は約7千。 ソネットの管理ページのアクセス数は1万3千だった。 あ、もう午前1時30分か。 腹筋と腕立て伏せをやってから寝る。

 
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