2009年3月27日

 間もなく午後(夜の)8時。 赤坂のカフェレストランでサッと「夕食のピラフ」を平らげた。 食後の紅茶を一杯飲んで、ブログを一本書いたら帰宅する。 「朝まで生テレビ」の前に少し資料を読んでおかないと。 まあ、今回の主役は民主党の3人だ。 テーマは「どうなる民主党」ですから、ね。
 
 本日の午後(夕方の)4時。 急遽セットされた「党行革本部・公務員制度委員会等合同会議」で「国家公務員法の一部を改正する法律案」が了承された。(と...後で聞いた。) 焦点の「新たに創設される内閣人事局長ポストを官房副長官が兼任(あるいは専任?)する」という部分はそのまま残されたようだ。 午後5時から「外せない日程」(続けて参院本会議)があったため、途中退出せざる得なかった。 が、最初に手を挙げて発言した。 「やはり官房副長官から選ぶのは賛成出来ない。しかも事実上、事務の副長官の兼任になる。人事を専任とする副長官級の独立したポストを新設するべきだ!」と。
 
 何ヶ月にも渡って懸命に調整努力を続けて来た中馬弘毅・行革本部長や石原伸晃・公務員制度改革委員長、多忙なスケジュールを遣繰りして連日会議に顔を出している甘利明・行革担当大臣を困らせるのは本意ではない! 毎回、近くの席に座る菅義偉・選対副委員長と「正反対の主張」を続けるのも(個人的には好きなだけに)けっして愉快ではない! 我々が選んだ総理総裁である麻生首相が「ポストの新設はダメだ!」と明言しているのも分かっている。 出来るなら、反対なんてしたくない!
 
 が、しかし、どう理屈をつけても(実質的には)「事務の官房副長官」(霞ヶ関のトップ)に「内閣人事局長」を兼務させることになる条文には「違和感」を持たざる得ない! 要はこういうことだ。 安倍内閣以来、自民党は真剣に「公務員制度改革」に取り組んで来た。 にもかかわらず、「官僚人事」における「政治のリーダーシップ」を確立するための目玉である「内閣人事局」のトップに「官僚組織の最高位」である「官房副長官」が座る。 それも兼任で! そう、「せっかくここまで議論を重ねて来て...最後はこれなのか?!」 そう思わずにはいられない!(怒)
 
 国民の目にはどう映るだろうか?! 結局、自民党は「霞ヶ関の官僚」に押し切られたと見るだろう。 それより何より、この法案は参議院を通らないと思う。 ということは、6月あたりに、再び「3分の2条項」を使って成立させるというわけか!(ため息)
 
 勝手な想像だけど、中馬本部長も石原委員長も(本当は)「新設の独立ポストにしたほうがいい!」「官房副長官の兼務はいかにもイメージがよくない!」と思っていたんじゃないかなあ??? あの伸晃さんが「世の中のムード」を読み違えるはずないもの!!
 
 
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