2009年3月22日

 「選挙」ばかりはやってみなければ分からない! 巷には、次の衆院選挙での「民主党圧勝・政権交代」が確実であるかのような雰囲気が充満している。 あらゆる状況から考えて、自民党の苦戦は避けられない。 が、今後の流れによっては、「与党も野党も過半数に届かない」(あるいは与党がギリギリ過半数を確保する?)可能性だってないわけではない!
 
 同時に(何度もこのブログに書いたが)、「堂々と勝負して負けたら、自民党はいったん下野すればいいではないか!」という気持ちがある。 「野党になって初めて自民党を根本から立て直すことが出来る。蘇生した後に政権を奪還すればいいのだ!」と(心のどこかで)思っている。 
 
 「むしろ政権交代のサイクルがあるほうが健全ではないか。そうすれば自分が悪戦苦闘して来た政治のグレーゾーンが掃除出来るかもしれない!」とも。 もっと言うなら、少なくとも民主党には「頭が空っぽの政治家を能力とは別の理由で抜擢する」などというバカな風習はない。(苦笑) 「政権という責任の中で研磨され、次々に『ダイヤモンドの原石』が輝けば、中長期的には(全体としては)日本政治の国際競争力アップに繋がるかもしれない!」とさえ考えたりする。 ただし、こうも思う。 『暴風雨』に耐え切れずに「自民党の未来」(若手・中堅の改革派)まで吹き飛ばされてしまうのは困る!」と。
 
 が、しかし、最近の民主党幹部(?)の発言を聞くにつけ、この「見方」がかなり変わって来た。 ひとことで言うと、「最近の民主党」は「旧来型の自民党」みたいに見える。 「今度こそ政権交代は間違いない」というムードの中で、党内に「バーチャル既得権益」が発生したからなのか? それとも小選挙区の地盤が安定して「小さな停滞」が始まっているからなのか? 理由はよく分からない。 が、党内で「いかにも物が言いにくい」みたいな様子を見ると、「最後は金丸総裁一任!」というセリフを繰り返していた「かつての自民党」にスゴく似ている気がする。(苦笑X3) プロジェクトJ.のメンバーのほうが「よほど野党議員みたいに見える」のは何故だろう?!(笑)
 
 選挙区を回る度に感じること。 それは、自民党に対する有権者の怒りや不満は並大抵のことでは払拭出来ないということだ。 が、だからと言って、地元の人々が「今の小沢民主党」に期待しているとは思えない。 最近、「一太さん。自民党もひどいけど、民主党もダメだ!」とよく言われるもの。 すなわち、今の体感をそのまま言うと、「国民は自民党も民主党も望んでいない」という感触なのだ。
 
 自分の考え方は間違っていたかもしれない...。 あ、そろそろ行かないと。
 

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