2009年2月19日

 「その1」で、党内の「麻生総理の交代論」が広がるかどうかは、自民党議員たちの「2つの心理的リミッター」(抑制装置)がいつ、どんな形で外れるかにかかっていると書いた。 自民党議員の行動を抑止する「最初のリミッター」は、「2009年度予算だけは成立させねばならない!さもないと経済に悪い影響を与える!」という認識だ。 今月中に「2009年度予算」が衆議院を通過した時点で、この「心理的抑制」は解除される。 参院で野党がどれほど抵抗しようと、(成立時期はともかく)予算成立の目処が立つからだ。
 
 「2番目のリミッター」は「選挙までの時間」だと思う。 党内で「新しい動き」を起こすにも、また「大胆な行動」を内外にアピールするにも、国民から認知されるまでには「ある程度の時間」がかかる。 少なくとも6ヶ月くらいの「助走期間」がないと、「単なる選挙目当ての戦術」にしか見られない。
 
 たとえ「任期満了」までギリギリ引っ張ったとしても、「解散」のデッドラインは9月下旬(?)だ。 逆算するとこの「3月末」(年度末)に「不良認定試験の出願締め切り(笑)」がやって来るのだ。 年度末(4月にずれ込む場合もあるが)には予算関連法案も成立する。 この前後に「2つ目の心理的抑制システム」がガチャンと外れる。
 
 さて、ここからはどんな展開になっていくだろうか?! 「様々な要因」を考え合わせると、「党内抗争」に発展する可能性が高い。 あ、そろそろ行かないと。 この続きは次回のブログで。


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