2009年1月28日:パート2

 マスコミ報道によると、「清和政策研究会」がモメているらしい。 何でも「3人の代表世話人体制」(中川秀直氏、町村信孝氏、谷川秀善氏)を見直して、町村信孝・前官房長官をトップに据えた「新体制」を作るとか作らないとか?! 一歩間違えると、「分裂の危機」に直面するんじゃないかとか?! 「政策グループ」の「内情」にはとても疎いので、真偽のほどはよく分からない。(ガク!) が、「政治家の人間関係」は思ったより複雑だ。 「表面的な現象」だけで判断するのは早計だと思う。
 
 「清和政策研究会の総会」(昼食会)はなかなか面白い! だから、極力、顔を出すことにしている。 ハイライトは会の冒頭に行われる「3人の代表世話人」の挨拶(スピーチ)だ。 中川秀直氏と町村信孝氏の発言は「微妙に違う」時がある。 谷川秀善氏はマイペースで「ドキッとするようなこと」を言う。(笑) え? 「両巨頭」(中川氏と町村氏)の意見が違っても、自分には全く違和感がない。 山本一太の「政策スタンス」は、明らかに中川氏のほうに近い。 が、町村氏の論理的な分析やコメントにも「なるほど」と頷いたりする。 「異なる考え方が共存出来る」のが、「清和政策研究会」(旧福田派)の「よき伝統」だ。
 
 「雛壇」には、政策グループの幹部(総理経験者や大臣経験者)がズラリと並ぶ。 通常、中川代表世話人と町村代表世話人が並んで座り、中川氏の右隣には森喜朗元総理(名誉顧問)が、その横には安倍晋三元総理が座る。 町村氏の左には谷川氏が位置している。 安倍元総理が「すっかり元気になった」のは嬉しい!(ニッコリ)
 
 一部のメディアで流れている「森名誉顧問と中川代表世話人の対立(?)」に関しては、軽々にコメントしない。 どこまで何が本当なのか分からないし、「様々な修羅場」を共に乗り越えて来た「政治家同士の関係」は当事者以外に理解出来ない部分があると思うからだ。 ただし、ここ数日、永田町を駆け巡っている「中川秀直氏、派閥追い出し作戦(?)」の噂を聞く度に、ひとつだけ思い出すことがある。
 
 2001年4月。 当時の森内閣の支持率は6%にまで低下していた。 何かのテレビ番組で森総理を庇ったら、他のパネラーから「ボコボコに攻撃された」憶えがある。(苦笑) 地元の後援会会合でやった「ポケット世論調査」でも、「森内閣の不支持率は9割!」みたいな厳しい状況だった。 森総理とお寿司を食べて批判された「あの事件」もあった。(ちょっぴり懐かしい!) 

 内閣支持率が10%を切り、参院選挙が近づく中で、さすがに閣僚や党幹部からも「森政権批判」の声が漏れ始めた。 が、その中で、最後の最後まで(しかもあらゆる場所で)一貫して森総理を擁護する発言を続けていたのは(自分が知る限り)2人の政治家。 中川秀直前官房長官と安倍晋三官房副長官(当時)だった。
 
 森総理が辞任して、総裁選挙になった。 小泉純一郎氏が新しい首相に選ばれ、「小泉ブーム」に乗った自民党は7月(3ヶ月後)の参院選挙で大勝したのだ。 森内閣から小泉内閣に替わったこの時期、「清和政策研究会」の内部で、若手を中心に「ある議論」が持ち上がった。 そう、自分はこの時、誰が何を言っていたのかを正確に憶えている。(我ながら、なんて「面倒くさいヤツ」だろう!(笑)) 昼食会の直後に中川秀直氏に呼び止められた。(ご本人は憶えていないと思う。) こう言われた。「あのねえ、山本さん!若手や中堅の間にいろいろと意見があるのはわかる。わかるけど、もっと...大切にしなければいけないよ!」 とても印象的な言葉だった。
 
 そう、「政治家同士の関係」は、他人には分からない!! 単なる感情のすれ違い?! 高度な政治メッセージの交換?! それとも、政局を睨んだせめぎ合い...だろうか?! あるいは...。

追伸:
1.たとえば「インドの要人」と喧嘩したとする。 「なんだよ!絶対にオレは悪くない!」と思ったとする。 が、もし第三者に「そうだよね。あの人のココが悪い!」なんて言われたら、スゴく腹が立つに違いない! 「何も知らない癖に余計なお世話だ!いいところも一杯あるんだぞ!」と。 人間の感情って、そんなものだ。(笑)

2.泣いても笑っても、8ヶ月ちょっとの間には必ず「選挙」がやって来る。 あまりゴタゴタして「政策グループ」のイメージが悪くなると、次の選挙にモロに影響する! そこらへんはよく考えたほうがいいと思う、な。
 
 
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