2009年1月27日

 1、2年前のブログに書いた憶えがある。 民主党は「ホップ、ステップ、肉離れ」(笑)のパターンが多い、と。 ここぞという時に「自滅する」傾向があるって。
 
 民主党には「トラウマ」がある。 3年前の郵政民営化選挙の直前まで、各種の世論調査は「民主党有利」の情勢を伝えていた。 真面目で、清潔感のある当時の「岡田克也党首」は「強敵」だった。(相手が小泉純一郎という「政治的天才」でなければ、自民党は窮地に追い込まれていたと思う!) 
 
 ところが、小泉総理(当時)の「捨て身の気迫」が「恐るべき事態」を引き起こした。 選挙前の予測ではXや▲だった自民党の現職候補が、これまでにない「札」(得票数)で軒並み当選した。 「小泉チルドレン」と呼ばれる「83人の新人議員」も誕生した。 民主党からすれば、ほとんど「悪夢のような出来事」だったに違いない!
 
 「麻生政権」の支持率は20%を切った。 不支持率は7割近い。 現時点では「あらゆる世論調査」が民主党の勝利を予想している。 「保守王国」と言われる群馬県でも、「選挙区情勢」はかなり厳しい。 最近の民主党には「すでに政権を奪ったかのような」余裕(慢心?)さえ感じられる。
 
 が、しかし、「彼ら」(特に郵政民営化選挙を経験した民主党議員たち)の脳裏からは「郵政解散の悪夢」が消えていない。 だからこそ、民主党幹部は「自民でも民主でもない第3極の出現」を恐れているのだ。
 
 民主党の一部の議員たちが「恐れているシナリオ」がある。 それは「自民党が総裁選挙を大きく前倒しして、小池百合子氏を日本初の女性首相に立て、野田聖子官房長官とのコンビで解散総選挙に打っ出る」というストーリーらしい。(笑) これは麻生政権が突然行き詰まった際にも「あり得る展開」だと警戒を強めている(?)ようだ。 「2年で2人も総理が変わっている。誰を4人目の総裁(首相)に選んだところで、国民の反発は必至だ。が、それでも自民党は、麻生総理で選挙をやるよりダメージが少ないと思うのではないか?」と。

「橋本知事や東国原知事のスカウト説」に加えて、こんな憶測まで流れている。 それだけ「勝負が近づいている」ということだ、な。 それにしても、小池百合子総理と野田聖子官房長官のコンビで選挙...ですか! 「実現の可能性」はともかく、ひとつの戦略かもしれない。

  
直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

target="_blank">「チャレンジャーに捧げる詩」の無料ダウンロードはmF247へ