2009年1月15日:パート3

 あっちの陣営とこっちの陣営で「違うこと」を言うタイプの政治家を(表面的にはともかく)絶対に信じてはならない! 常に自分にそう言い聞かせている。 「こういう人々」には必ず「天罰」が下る! 「最後は信用出来ない」マークと「平気で仲間を売る」ブランドを縫い込まれるという「重い罰」だ。(ビシッ!)
 
 午後2時。 議員会館事務所でパソコンの電源を入れた。 昼からの「清和政策研究会総会」に出席し、「国会対策委員会」の部屋に立ち寄った後でここに戻って来た。 「鈴木国対委員長」と「脇筆頭副委員長」にお礼を言った。 「いろいろご迷惑をかけてすみませんでした。今朝、インドから帰国しました。」 あ、お土産を忘れた。 上州の「七福神あられ」で埋め合わせよう!(笑)
 
 「総会」の前に行われた「清和政策研究会・政策委員会」のテーマは「中期プログラム」だった。 2人の代表世話人(「中川秀直氏」と「町村信孝氏」)がやや異なった角度から発言した。 それぞれ説得力のある理論展開だった。(さすがは元幹事長と前官房長官、とても勉強になりました!) このブログで何度も言って来たが、自分は「税制関連法案」の付則に「増税時期を明記する」ことは反対だ。 まず第一に経済政策としての整合性がよく分からない。 
 
 「将来の歳入改革」に異を唱えているわけではない。 が、しかし、景気が「危機的な状況」にある時にわざわざ「3年後に消費税を上げるかも!」なんて宣言する必要があるだろうか?! どう考えても「負のアナウンス効果」を及ぼすとしか思えない。(苦笑) 加えて、政治が「自ら身を切る姿勢」(たとえば議員定数削減とか無駄撲滅の数値目標の提示とか)を示さずして、国民に「増税」を理解してもらえるだろうか?! とてもそうは思えない!!
 
 え? 1月下旬にも提出される「税制関連法案」の付則に「23年度」という数字が入ったとしても問題ないって?! 今回の法律で増税の時期は決まらないって?! 実際に増税する時は別途、別の法律でいつやるかを決めるんだって?! 「経済状態の好転が前提条件」といった幾つもの「セーフティーネット」がかかってるって?! そんな分かりにくい説明は通じない。 要は国民が「どんな認識を持つか」ということなのだ。 地元ではすでに「3年後の消費税アップ」が一人歩きしている。 「3年度に消費税が上がる」という認識が広がったら、消費なんて増えるはずがない!(苦笑X2)
 
 なになに? あまり回りでゴチャゴチャ言うと、また「総理(官邸)のリーダーシップが欠如している」と報道されちゃうって?! あの「小泉純一郎元総理」はもっと滅茶苦茶なことをやったじゃないかって?! それはちょっと違う。 小泉元首相は自らのライフワークとして20年言い続けて来た「郵政民営化問題」に関してさえ、党内の(平場の)議論を妨げるようなことは一切やらなかった。 あの「衝撃の選挙」を決断するまで、何度も何度も「激しい党内議論」が戦わされたのだ。 個々の政治家の「政治生命」にも関わるような「消費税引き上げ」の問題で「オープンな議論の場をパスする」などということは(自民党の伝統から言っても)考えられない!!
 
 あ、そろそろ行かないと。 この続きは次回のレポートで。
 
 
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