2008年12月28日:パート2

 午後(夕方の)4時。 渋谷駅近くのカフェでパソコン画面に向かっている。 「ちょっと大事な買い物をしてくるから、ここで待ってて!」「ハイ、分かりました!」 うーむ。 お母さんが用事を済ませる間、託児所に預けられた子供みたいな気分だ。(ガクッ!) 年末・年始は資料を読んだり、論文を書いたりして過ごす。 少しリラックスして充電する。 どのみち、来年の1月5日には通常国会が始まるのだ。

 先週、東京選出の「平将明衆院議員」から電話がかかって来た。 「あ、一太さん?平です。お正月に配布する国政レポートに『プロジェクトJ.』や『新しい総裁選挙を実現する会』の活動を載せたいと思っているのですが、一太さんの写真を使っても構いませんか?」とのこと。 「もちろん!あまり役に立つとも思えないけど(笑)、何でも使ってください!」と返事をした。
 
 以前のブログにも書いたが、12月19日の朝に開かれた自民党金融・経済関係の合同部会(金融・財政部会、経済産業部会、中小企業調査会)において、この「平将明衆院議員」と「木原誠二衆院議員」(東京TKコンビ)が党内の若手・中堅有志グループでまとめた「中小・零細企業資金繰りプログラム」を発表(提案)した。 内容は預金取り扱い金融機関の預貸率の設定、信用保証協会の機能強化、政府系金融機関の貸出し増加(プラス利子補給の実施)等々。 中小や零細のニーズを踏まえた「タイムリーな政策提言」だった。
 
 「合同部会」では賛否両論の意見があった。 が、最後は「伊藤達也・中小企業調査会長」がうまくまとめてくれた。 「預貸率の問題」も含め、「資金繰り救済プログラム」のメニューは、引き続き「合同部会」で議論を続けることになった。 ふうむ。 「伊藤達也元金融担当大臣」、いいとこあるなあ。 若手議員たちの提案を何とか生かしてあげたいという「気持ち」が感じられた。
 
 「平将明氏」と「木原誠二氏」のプレゼンは簡潔で堂々としていた。 当選2年目の山本一太は、とてもこんなことは出来なかった。(いや、今でも無理かもしれない!(苦笑)) 「中小企業金融」のことを勉強して、政策を発表することは出来る。 が、平さんには自ら銀行の経営に参画する中で培った現場感覚、木原さんには財務省勤務を通じて得た知識がある。
 
 平・木原両氏とも、2年前の「郵政民営化選挙」に30代で当選した。 現在は平氏が41歳、木原氏が39歳。 地盤も看板も持たずに誕生した「新しいタイプの自民党議員」だ。 合同部会での2人の発言を聞きながら改めて思った。 「今日の合同会議には大きな意味がある。この2人が『小泉ニューブリード』(チルドレンとは呼ばない)の実力と可能性を証明したからだ。同世代の世襲議員(優秀な政治家もいるが)との実力差は歴然だ。だからこそ、自民党は『世襲候補の立候補制限』をやらねばならない!政界に本当のベスト&ブライテストを集めるために!!」
 
 平さん、木原さん、ありがとう!! 「預貸率の問題」を素早く自民党の正式な議論に乗せてくれた2人の政策能力と行動力がしっかり立証してくれた。 国益のために「最も優秀な人材が政界に集まるシステムを構築しなければならない」という「山本一太のミッション」がけっして間違っていない、と!
 
 この2人は「旧来の自民党政治家」とは全く違う! 地盤も看板もカバン(お金)もないところから、明確な目的意識と高い志を胸に政治の世界に飛び込んだ。 東京の有権者の皆さん、「有望な若手政治家たち」を退場させるようなことだけはしないでください! ヨロシクお願いします!!!

 あ、「インドの要人」が戻って来た。 うん! 今日はどこでも付き合いますよ! AS YOU WISH!!(君の言うとおりに!)

 
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