2008年11月24日:パート4

 もうすぐ午後(夜の)11時。 熱い紅茶を飲みながら、キーボードを叩いている。 今日から生活のスタイルを少し変えることにした。 寝る前にお風呂に入り、翌日着る服を決めておけば、毎朝のシャワーを省けるし、30分は余分に寝られることに気がついた。 よし! とにかくやってみよう!!
 
 ペルーのリマで行われているAPECに出席中の麻生総理が、記者会見で「第2次補正予算案を今国会に提出するかどうかは日本に帰ってから決める」と発言した。 麻生首相には、まだ「2次補正を出して勝負を賭けたい」という気持ちが残っているんじゃないかなあ。
 
 万が一、麻生首相が「追加経済対策」の裏付けとなる「第2次補正予算案」の今国会提出を決めたとする。 「民主党は景気対策のための予算案に反対出来ない!なぜなら2次補正が通らなければ定額給付金は渡せない。しかも小沢代表は補正が出されたら審議を引き延ばさないと約束した。政局で審議に反対したら世論の反発を受けるのは民主党だ!」という見方もある。 が、逆に「野党の反対で補正が成立せず、かつ予算委員会等で新たな問題を追求されたり、閣僚のスキャンダルが発覚したりすれば、そのまま解散総選挙に結びつく」というシナリオも十分に考えられる。
 
 小沢民主党は「政府・与党は今国会に第2次補正予算案を出すべきだ」と主張している。 小沢一郎代表の狙いはただひとつ。 麻生内閣を「解散総選挙」に追い込むことだ。 この状況下で「政局より政策を優先するなら第2次補正を是が非とも今国会でやるべきだ!」という声をあげれば、党の執行部に「民主党を利するだけだ!」と批判されるのは当然の流れだ。
 
 すなわち、今国会での「第2次補正予算案の審議」を総理(=自民党総裁)に要求するということは、場合によっては選挙に突入することを覚悟し、かつ党執行部からの圧力を撥ね除けて「前に踏み出した」ということを意味する。 だから、「24名の有志」のアピールに感動したのだ。 「なるほど、自民党にもこんなにガッツのある人々がいるんだな!」と。

 「たとえ2次補正が今国会に出されたところで、選挙になるようなことはないだろう!」とか、「ここでとりあえず声を出しておけば、来年1月に先送りになった場合でも地元有権者に説明がつく!」といったような軽い気持ちで主張出来るような話ではない。 「速やかな政策実現を求める会」の結成を呼びかけたのは「塩崎恭久元官房長官」その人だ。 塩崎先生、この会の動きを多くの若手・中堅議員が注目しています! 麻生総理にどんどん直談判して「速やかな2次補正の提出」を実現させてください!! 微力ながら「覚悟の行動」を応援させていただきます!!
 
 あ、お風呂が沸いた。


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