2008年11月23日

 地元に向かう列車の中でパソコンを開いた。 いわゆる「政治家の二枚舌」は仕方がない。 出世していくための「必須の道具」なんだと思う。 でも、「仲間を売る」のは感心出来ないなあ。 え? あくまでも政治家に関する「一般論」です。(笑)
 
 昨晩、国分寺の「自民党支部研修会」で講演した。 参加者は約100名。 講演が60分、会場との質疑が30分という流れだった。 60分のうち、15分は「松本洋平衆院議員」の魅力と可能性がテーマ。 残りの40分で「政局の展望」を語った。
 
 質疑応答の中で「得意のポケット世論調査」をやった。 「定額給付金がいい政策だと思う方、手をあげてもらえますか?」 手を挙げたのは6、7人だった。 「では、この政策を支持しないという方、どれくらいいらっしゃいますか?」 出席者の9割が「反対」の意志を示した。 うーむ。 せめて7対3くらいだと思ったんだけど...これは深刻だ。
 
 「なぜ、定額給付金はよくないんでしょうか?」と訊くと、60代くらいの男性がこう答えた。 「だって、このやり方だと、もらっても使わないよ!景気対策なんかにはならない!」 続けて、40代くらいの女性が言った。 「こんなこと(バラマキ)に2兆円使うなら、もっと大事なこと、たとえば社会保障とか、そういうことに使ってもらったほうがいいと思いますよ!」」 会場から拍手が起こった。 「この政策、やめたほうがいいんじゃないか!」という声も飛んだ。
 
 昨日も地元を歩きながら心配になった。 麻生内閣の人気が「急激に落ち込んでいる」気がする。 以前のブログにも書いた。 「定額給付金」の目的について、「道路特定財源」の1兆円の意味について、「郵政民営化」をめぐる発言の真意について、「第2次補正予算案」の今国会提出を見送る理由について、麻生首相の口から(改めて)国民に説明してもらったほうがいい! 絶対にそうしたほうがいい! 内閣支持率が3割を切るような事態になれば、麻生政権の求心力は更に低下する。 ある有力政治家がある会合でつぶやいていた。 「福田政権より支持率が下回るなら、福田総理は何のためにやめたのか?何のために麻生政権を作ったのか?必ずそんな話になってくるよ!」と。
 
 あ、間もなく高崎。 この続きはまた。

 
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