2008年10月31日:パート2

 昨晩6時から官邸で行われた麻生首相の記者会見を(ライブ中継で)見た。 追加経済対策の内容を丁寧に説明する麻生首相の言葉を聞きながら、ふと思った。 「バラマキ型の財政出動はしない。赤字国債は発行しない。大胆な行革をやり、かつ経済の状況を見ながら3年後の歳入改革(消費税増税)を目指すということか。麻生総理は『経済成長の重要性』も否定していない。これって、いわゆる「上げ潮派」の戦略とあまり違わないじゃないか!」と。
 
 「消費税」についてはかなり踏み込んだ。 「大胆な行政改革を行い、経済状況を見た上で3年後に消費税引き上げをお願いしたい!」と明言した。 これは勇気のある発言だと思う。 が、ポイントは「大胆な行政改革を行う」という部分だ。 「消費税を上げるなら、その前に徹底的に政府の無駄を無くしてもらいたい!」「まず、政治が身を切る覚悟を示して欲しい!」 これが国民の率直な声でしょう? 「政治に対する信頼」を回復しない限り、どんなにいい政策を打ち出しても、国民の理解を得ることは難しい。
 
 だから、言い続けているのだ。 「消費税引き上げと議員定数削減はセットでなければならない!」って。 「今後0年間で、具体的にこれだけの無駄の削減を目指す!」「天下り問題については厳しく対応する!」「政治の覚悟を示すために、0年以内に議員定数を0割、削減する!」 麻生首相の会見に足りなかったのは、こういうセリフだったのではないだろうか?!
 
 あ、そろそろ行かないと。 この続きは「麻生総理の記者会見:その3」で。
 

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