2008年10月19日:パート4

 午前零時40分。 「北朝鮮外交を慎重に進める会」による「政府への要望(案)」を含め、明日までに書かねばならない3つの文書作成が終わった。(ふう!) 
 
 明日は午前と午後に「大事なミーティング」がある。 夕方から永田町周辺で「情報収集のためのスラローム」をやり、夜は選挙区を飛び回っている「仲間たち」に報告の電話を入れる。 「週明けの政界」の雰囲気(動き)を掴むのは重要だ。 え? この時期に(しかも月曜日に)「衆議院議員」が国会周辺にいるはずがない。 来るとすれば、衆院本会議のある(?)火曜日だろう。 火曜の夜にセットした「プロジェクトJ.」には、竹中平蔵氏がやって来る。 さて、何人くらい集まれるだろうか? 明日、メンバー全員に連絡を取ってみよう。 各選挙区の情勢も気になる。
 
 総裁選挙が終わってから約1ヶ月が経過した。 頭もすっかり冷静になった。 総裁選挙立候補のための「推薦人獲得レース」の顛末や「7人で戦った意味」については、どこかで(ちゃんと)書いておこうと思う。 それから「外務副大臣を辞めた」理由についても。 選挙区に行く度に、いろいろな人から言われるのだ。 「一太君、外務副大臣、何で辞めちゃったんだい!水を得た魚みたいに見えたのになあ!」 地元で応援してくれている方々が、自分の副大臣就任をこれほど喜んでくれていたとは知らなかった。
 
 「外務副大臣」は、出来れば続けたかった。 自分でも「他の副大臣とは全く違う存在感」を発揮出来るという確信があった。 が、あのままポストに留まっていれば、今頃は「一挙両得」(いや「一挙三得」)みたいな感じになっていた。 リスクを承知でカメラの前に立ってくれた6人の同僚議員のことを考えたら、そんな都合のいい話が通るはずがない!
 
 総裁選挙の後であまり時を置かずに「地獄のような選挙」に突入すると思っていた「彼ら」が選挙区で苦労している間に、副大臣の山本一太がベトナムや韓国の外相と会い、テレビの討論番組で(集中砲火を浴びながらも)「カッコよく」外交を語っている。 そんな場面はとても想像出来なかった。
 
 この件は「7人で戦った総裁選挙(正確には推薦人集めレース)」というタイトルのブログでもう少し詳しく書く。 が、こうした「あたり前の感覚」は実はとても大事だと思っている。 「皆の前で約束したことを反故にしたって、そんなの関係ない。時間が経てばスグに忘れる!」とか、「他人からはズルいと言われるかもしれないが、要領よく立ち回ったものの勝ちだ!」と思っても、回りの人間は「垣間見えた人間性」をなかなか忘れない。 「やっぱりなあ。旗色が悪くなったら、あいつはスグ逃げる。信用出来ない!」「あの政治家、こっちのパトロンが有力だと思った瞬間に乗り換えるよなあ。」 そんな囁きがあちこちから聞こえて来る。 時々、こう思わずにはいられない。 政治って、不思議なビジネスだ、と。 逆転、再逆転、さらに逆転みたいな世界だもの。(ニヤリ)
 
 考えたら、政界にはよくいるんですよね。 能力や経歴は申し分なくても、「コイツだけは絶対にリーダーとして担ぎたくない」と思ってしまう政治家が!(笑) さあ、腹筋も終わったし、そろそろ布団に入る。 続きは明朝のレポートで。
 
追伸:総裁選挙に立候補した小池百合子氏(元防衛大臣)は、選挙中に「仮に麻生総理が誕生して、自分に入閣の要請があったとしても受けるつもりはない!」と宣言した。 何も言わなければ、恐らく重要閣僚(外務大臣?)に任命されていたに違いない。 でも、政治家としての「筋道」(=政策)を優先した小池百合子氏の姿勢は、将来、必ず活きて来るはずだ。 見ている人はちゃんと見ている。 小池百合子元防衛大臣どの、 キッパリと言い切ったあのセリフ、あの潔さ、私は忘れませんよ! 
 

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