2008年10月16日:パート3

 午後(夜の)6時10分。 議員会館事務所でパソコンを開いた。 午後5時30分からの参院本会議で「補正予算」が成立した。 仮に麻生総理が「10月末の解散」を考えていたとしても、最後の最後までタイミングを図るはずだ。 株価の急落があったり、自民党の支持率を大きく下げるスキャンダル等が発生したりすれば、ギリギリで判断を変える場合もあるだろう。 が、様々な情勢から考えて、「10月末解散ー11月下旬総選挙」のシナリオは「十分にあり得る」と考えておいたほうがいい!
 
 何度も言っているように、ここで決断出来なかったら、選挙は来年の4月以降になるだろう。 その場合、麻生内閣は年末に向けて「2つの試練」に直面する。 ひとつ目は党の税制調査会。 基礎年金の国庫負担分を2分の1に引き上げるための財源をどうするか、道路特定財源の一般財源化をどう着地させるかについての結論を迫られる。 党内を二分するような激しい議論になる可能性がある。 
 
 2つ目は各委員会で野党の厳しい追及が始まることだ。 残念ながら、政府への「攻撃材料」は山ほどある。 各大臣は関係委員会で「厳しい砲撃」に晒されるだろう。 たとえば「政治とカネ」の問題に関して、ほんの少しでも攻撃材料のある大臣は関連委員会で必ず追求を受ける。 まあ、ここは各大臣に頑張ってもらうしかない。 麻生総理が自信を持って選んだメンバーだもの。 野党議員の「波状攻撃」に答弁で立ち往生するような閣僚なんて、1人もいるはずがない! そう、そんな政治家を大臣に選んでいるはずがない!!
 
 あ、そろそろ最初のミーティングに行かないと。 午後(夜の)7時から夕食を食べながら「情報交換」する。 いつもスパゲッティーだから、今回はピザにしようかなあ。 午後(夜の)10時からは若手議員4名と「悪巧み」をやる。 「彼ら」の選挙区の最新情勢も聞いておきたい。
 
追伸:明日の午前10時から「北朝鮮外交を慎重に進める会」をセットした。 中山恭子首相補佐官と外務省担当者に出席をお願いした。 米国の「北朝鮮へのテロ支援国家指定」解除後の情勢を確認すると同時に、官房長官と外務大臣に申し入れる「会としての文書案」についても議論する。
 
 
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