2008年10月8日:パート5

 間もなく午前零時。 あ、ブログのカウンターがゼロに戻っている。 本日のブログへのアクセスは約7600(*ソネットの「管理ページ」では8600)だった。 この4、5日は1万を下回っている。
 
 少し前に、自民党が「300小選挙区」の世論調査を実施したらしい。 永田町では「公然の秘密」みたいに言われている。 実際に「調査の結果」(数字)を見たわけではないので、事実かどうかは分からない。 が、具体的な数字は見たことがなくても、様々なチャンネルから各選挙区の情報が飛び込んで来る。 これも真偽のほどは分からない。 ただし、あちこちで囁かれる数字は、山本一太の感覚とかなり一致している。 あくまでも「噂」だ。 とは言いつつも、どこまで正確なのか分からない数字が耳に入って来る度に、「へえ、ここらへんが頑張ってるんだ!」とか、「なあんだ。偉そうにしてる割に地元でちゃんと努力していない(あまり人気がない)じゃないか!」などと思ったりする。
 
 「世論調査」は進化している。 「おかしな分析」の入らない「調査の生の数字」は、その時点の「現実」に相当近い。 「厳しい数字」に直面した政治家の反応は、大きく言って2つに分かれる。 「いや、こんな数字はあてにならない!」とか、「現時点での世論なんて意味がない!」と言って「現実」から目をそらすタイプと、「これはかなり厳しい。必死にやらないと追いつかない!」とつぶやいて「現実」を受け止め、その上で「まだ決めていない票が多い。無党派層を惹き付けられれば逆転のチャンスはある!」と自らを鼓舞するタイプだ。 さすがにそこは政治家だから、「ああ、こんなに離れてちゃあ、オレはもうダメだ!」と口にする議員には会ったことがない。(ニヤリ!)
 
 もう一度言う。 世論調査の結果は、その時点の「現実」を反映している。 「え?自分のほうがずっと知名度があるはずだ。この結果はおかしい!」「政治家としての中身は絶対、こちらのほうが勝ってるのに?!」「あんな政治家に数字で負けてるなんて考えられない!」 感情はそう叫んでも、事実は違う。 仮に相手の支持率が勝っていたら、自分が思ったほど地元の有権者に浸透していないか、相手候補がこちらより努力しているということだ。
 
 自分の経験からいくと、「現実を直視出来ない」政治家は例外なく選挙に弱い! 「事実の把握」なしに「有効な対策」は立てられないからだ。 自らの「HPの視聴率」を高く見せるためにカウンターの数字を操作したり、ブログランキングの順位を上げるために不自然な手段(?)を使う政治家の噂を聞く度に、「バカじゃないの!」と思う。 だって、そうでしょう? アクセスを「自然な状態」にしておかなかったら、「有権者の反応」(何が国民の関心事なのか)も、「自らの発信力」の変化も全く掴めないではないか!!(苦笑)
 
 自民党に「厳しい逆風」が吹いた「昨年の参院選挙」を生き抜いた経験から言うと、現時点での5ポイント以内の差は「誤差の範囲」だ。 仮に相手候補を10ポイント離して勝っていたとしても、けっして油断は出来ない! 逆に10ポイントのリードを許していたとしても、十分に逆転のチャンスはある。 「小泉政権」が生み出した「ジェットコースター政局」は消滅していない。 4、5日あれば、国民のムードはガラリと変わる。 選挙では「爆弾低気圧」や「ゲリラ豪雨」だって発生するのだ。 極端に言うと、解散の日の選挙情勢が、投票日にガラリと変わっているケースは十分あり得る。
 
 何があっても次回の選挙を勝ち抜いてもらわねばならない「改革派の同志たち」が、どんな情勢の下で戦っているのかは分からない。 が、たとえどんな「厳しい状況」に陥っていたとしても、「彼ら」には「勝つチャンス」がある。 政治に対する「志」があるからだ。 選挙に向けて「なぜそう思うのか」をこのブログで発信していくつもりだ。 こんなちっぽけな「発信装置」でも侮れない。 20票差で勝敗が決まるかもしれないのだから! 皆さん、大丈夫です! なにしろ「永田町の応援男」が全面サポートするんですから!(ニッコリ!)
 
 
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