2008年9月26日:パート3
麻生内閣の支持率は50%弱だった。 前々回(?)のブログに書いたように、自分の予想を10ポイント程度下回った。 やはり、2人の首相が続けて1年間で辞めてしまったことが相当に響いている。 事故米の問題や景気の悪化等もあり、国民の自民党を見る目はこれまでになく厳しい。 そうした状況を考えると、この数字が必ずしも「低いレベル」だとは思わない!
さらに着目すべきは、各社の調査とも「政党支持率」で自民党が民主党を引き離していることだ。 麻生太郎氏と小沢一郎氏の「どちらが首相にふさわしいか」では、麻生氏が小沢氏をダブルスコアで圧倒。 無党派層でも大きくリードしている。 果たして、この後、自民党にとって「これ以上の状況」が出現する見込みがあるだろうか? 答えは「ノー」だ。
誠に申し訳ないが、「選挙を先延ばしにしたほうがいい!」と主張するベテラン議員の方々(?)の理屈がどうしても理解出来ない。 え? 時間を稼げば、麻生内閣の支持率がもっと上昇するかもしれないって? あるいは、民主党がゴタゴタして自民党に有利な状況が生じるかもしれないって? これは2つとも「幻想」だ。(キッパリ!) 野党は「政府への攻撃材料」を山ほど持っている。 国会や委員会での野党の追求が続けば続くほど、麻生内閣の支持率は下がり続けるに決まっている。 時間が経つほど、閣僚の失言や新たなスキャンダルが飛び出す危険性が高まる。 加えて、結党以来「最も政権に近づいている」民主党が、この情勢の中で割れる道理がないではないか!
え、なに? この内閣支持率では選挙が出来ないって? この理屈が正しければ、麻生総理は「任期満了まで選挙を打てない」可能性が高い。 あくまで山本一太個人の意見だが、どう考えても、「今後、麻生政権の支持率がググッと上がる」みたいな局面は思い浮かばない。 逆に言うと、(麻生首相がいくらチャーミングでも)内閣支持率を大幅にアップさせる戦略は(残念ながら)見当たらない。
万一、麻生総理が「11月初旬の選挙」をあきらめたとする。 「補正予算案」の取り扱いをめぐって、臨時国会は最初から「大荒れ」になる。(100%間違いない!) とりわけ、野党が過半数を占める(全ての委員会で野党が過半数を握っている)参院には「大雨洪水注意報」が出る。 しょっちゅう「ゲリラ豪雨」に見舞われるだろう。 各委員会で野党の攻勢が強まり、委員会審議は頻繁に中断する。 何とか年を越すことが出来ても、そこからが地獄だ。 その時点で内閣がフラフラになっていたら、麻生首相は(恐らく任期満了まで)「攻めの選挙」をやるチャンスを失う。
そうなったら、(以前のレポートでも指摘したように)衆議院選挙の候補者は(現職も新人も)「いつ解散に追い込まれるか分からない状態」のまま、場合によっては10月まで走り続けなければならなくなる。 こんな「神経戦」を続けていたら、個々の候補者の戦闘力は(物心両面で)大きく低下する...いや、この見方は違う。 すでに同僚議員たちは(11月初めの選挙を想定して)走り始めている。 選挙が延びれば延びるほど、今から来年の10月まで「ずっと走り続ける」状態に陥るのだ。
「補正予算案を成立させてから選挙」という考え方は(ある意味で)もっともだと思う。 が、しかし、民主党が本当に協力してくれるだろうか? ある「総理経験者」がこんなことを言っていた。 「予算委員会で野党から予算のことを(あまり)聞かれた憶えがないなあ。ほとんどスキャンダル追求ばかりだった気がする!」と。
改めて言うが、臨時国会の冒頭に「解散総選挙を打つ」のはちっともおかしくない。 理由は大きく言って2つ。 第一に、2年間で総理が2人変わった(3人目の総理が誕生した)にもかかわらず、この間、ただの一度も総選挙をやっていない。(与党内の「たらい回し」と批判されても仕方がない。) 「一刻も早く国民に審判を仰ぐ」のが政権与党としての責任だ。 第二に、選挙で決着をつけない限り、麻生内閣は腰を据えて経済問題に取り組めない。 というか、現在の「ねじれ国会」の下で、政府与党が「まともな政策」を実現するのは極めて難しい。 ここは一日も早く選挙で決着をつけ、政府として「必要な施策をを迅速に実施出来る環境」を整えるべきだ。
与党が過半数を確保すれば、麻生政権が「直近の民意」に支持されたということになる。 そうなったら、政界は(参院も含めて)一気に流動化する。 大連立や政界再編も視野に入れた「妥協のメカニズム」が必ず出現するだろう。 え? 民主党が勝ったら、その時は「政権交代」だ。(それはそれで衆参のねじれが解消し、政治が安定する。) その場合は(何度も言っているとおり)潔く下野すればいいのだ。 ただし、「政権奪還」のチャンスは、意外に早くやって来るかもしれない!
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麻生内閣の支持率は50%弱だった。 前々回(?)のブログに書いたように、自分の予想を10ポイント程度下回った。 やはり、2人の首相が続けて1年間で辞めてしまったことが相当に響いている。 事故米の問題や景気の悪化等もあり、国民の自民党を見る目はこれまでになく厳しい。 そうした状況を考えると、この数字が必ずしも「低いレベル」だとは思わない!
さらに着目すべきは、各社の調査とも「政党支持率」で自民党が民主党を引き離していることだ。 麻生太郎氏と小沢一郎氏の「どちらが首相にふさわしいか」では、麻生氏が小沢氏をダブルスコアで圧倒。 無党派層でも大きくリードしている。 果たして、この後、自民党にとって「これ以上の状況」が出現する見込みがあるだろうか? 答えは「ノー」だ。
誠に申し訳ないが、「選挙を先延ばしにしたほうがいい!」と主張するベテラン議員の方々(?)の理屈がどうしても理解出来ない。 え? 時間を稼げば、麻生内閣の支持率がもっと上昇するかもしれないって? あるいは、民主党がゴタゴタして自民党に有利な状況が生じるかもしれないって? これは2つとも「幻想」だ。(キッパリ!) 野党は「政府への攻撃材料」を山ほど持っている。 国会や委員会での野党の追求が続けば続くほど、麻生内閣の支持率は下がり続けるに決まっている。 時間が経つほど、閣僚の失言や新たなスキャンダルが飛び出す危険性が高まる。 加えて、結党以来「最も政権に近づいている」民主党が、この情勢の中で割れる道理がないではないか!
え、なに? この内閣支持率では選挙が出来ないって? この理屈が正しければ、麻生総理は「任期満了まで選挙を打てない」可能性が高い。 あくまで山本一太個人の意見だが、どう考えても、「今後、麻生政権の支持率がググッと上がる」みたいな局面は思い浮かばない。 逆に言うと、(麻生首相がいくらチャーミングでも)内閣支持率を大幅にアップさせる戦略は(残念ながら)見当たらない。
万一、麻生総理が「11月初旬の選挙」をあきらめたとする。 「補正予算案」の取り扱いをめぐって、臨時国会は最初から「大荒れ」になる。(100%間違いない!) とりわけ、野党が過半数を占める(全ての委員会で野党が過半数を握っている)参院には「大雨洪水注意報」が出る。 しょっちゅう「ゲリラ豪雨」に見舞われるだろう。 各委員会で野党の攻勢が強まり、委員会審議は頻繁に中断する。 何とか年を越すことが出来ても、そこからが地獄だ。 その時点で内閣がフラフラになっていたら、麻生首相は(恐らく任期満了まで)「攻めの選挙」をやるチャンスを失う。
そうなったら、(以前のレポートでも指摘したように)衆議院選挙の候補者は(現職も新人も)「いつ解散に追い込まれるか分からない状態」のまま、場合によっては10月まで走り続けなければならなくなる。 こんな「神経戦」を続けていたら、個々の候補者の戦闘力は(物心両面で)大きく低下する...いや、この見方は違う。 すでに同僚議員たちは(11月初めの選挙を想定して)走り始めている。 選挙が延びれば延びるほど、今から来年の10月まで「ずっと走り続ける」状態に陥るのだ。
「補正予算案を成立させてから選挙」という考え方は(ある意味で)もっともだと思う。 が、しかし、民主党が本当に協力してくれるだろうか? ある「総理経験者」がこんなことを言っていた。 「予算委員会で野党から予算のことを(あまり)聞かれた憶えがないなあ。ほとんどスキャンダル追求ばかりだった気がする!」と。
改めて言うが、臨時国会の冒頭に「解散総選挙を打つ」のはちっともおかしくない。 理由は大きく言って2つ。 第一に、2年間で総理が2人変わった(3人目の総理が誕生した)にもかかわらず、この間、ただの一度も総選挙をやっていない。(与党内の「たらい回し」と批判されても仕方がない。) 「一刻も早く国民に審判を仰ぐ」のが政権与党としての責任だ。 第二に、選挙で決着をつけない限り、麻生内閣は腰を据えて経済問題に取り組めない。 というか、現在の「ねじれ国会」の下で、政府与党が「まともな政策」を実現するのは極めて難しい。 ここは一日も早く選挙で決着をつけ、政府として「必要な施策をを迅速に実施出来る環境」を整えるべきだ。
与党が過半数を確保すれば、麻生政権が「直近の民意」に支持されたということになる。 そうなったら、政界は(参院も含めて)一気に流動化する。 大連立や政界再編も視野に入れた「妥協のメカニズム」が必ず出現するだろう。 え? 民主党が勝ったら、その時は「政権交代」だ。(それはそれで衆参のねじれが解消し、政治が安定する。) その場合は(何度も言っているとおり)潔く下野すればいいのだ。 ただし、「政権奪還」のチャンスは、意外に早くやって来るかもしれない!
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