2008年9月14日:パート2

 午前(夜中の)1時。 「熱い紅茶」を片手にパソコン画面に向かっている。 総裁選挙を戦っている「5人の候補者」の「これまでの発言」を整理しながら、改めて確信した。 「日本のリーダー」(総理大臣)に必要なのは「決断力」と「実行力」、そして最後まで信念を貫く「胆力」(けっして途中で政権を投げ出したりしない「忍耐力&精神力&体力」)だと。
 
 ものすごくシンプルに言うと、5人とも(日本経済を再生させるために)「財政再建と成長戦略の両方が必要だ」と主張している。 要はそれを実現するための「手法」に違いがあるということだ。 ただし、いわゆる「上げ潮派」が主張していた「埋蔵金の活用」は「主流派」を形勢しつつあるようだ。
 
 財政出動や歳出削減、2011年の財政黒字化目標等をめぐる各候補者の「スタンスの違い」みたいな細部の議論には触れない。 少しでも不正確なことを言うと、クレームをつけられそうだもの。(笑)
 
 「政策の選択肢」はすでに出揃っている。 「これから何をすべきか」も分かっている。 要は、政治がそれを「実現出来るかどうか」だ。 今回の総裁選挙で問われるべき「リーダーの資質」は「細かい手法の差」ではない。 どの候補者が本当の「決断力」と「実行力」を持っているかでしょう。 言い換えれば、「官僚組織」の壁を打ち破り、「既得権益」を乗り越えて「改革を続行出来る」のは誰なのか? その1点に尽きると思う。
 
 総裁選挙の「推薦人集めレース」に当事者として参加した。 その中でハッキリ分かったことがある。 この国は「大きな試練」に直面している。 次回の総選挙を契機に「国内政治」も大きく流動化するだろう。 「激動の時代」に「頭でっかちの優等生」や「やけに要領のいい小役人的政治家」なんて誰も求めていない! そのことを再確認した。
 
 あ、気がつくと午前2時。 腕立て伏せと腹筋をやって寝る。 この続きは明朝のレポートで。


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