2008年9月10日:パート4

 午後(夜の)11時20分。 東京の部屋。 腹筋と腕立て伏せを終え、熱い紅茶を飲んでいる。 ふう。 体調が万全でないせいか、ちょっと運動しても汗が出る。
 
 HP(ブログ)のアクセスカウンターが故障した。 昼過ぎにチェックした時点ですでに1万近かったアクセス数が4千台に逆戻りしている。 集計すると6百万近い「全体のアクセス数」も同じく4千台になっている。 さっそくウェブマスターに電話した。 「あ、そうですか。やっぱり、ある時間帯にアクセスが集中するのかもしれませんね。何か対策を考えます!」とのことだった。
 
 そういえば、ここのところ1日あたりの「ブログへのアクセス」は約2万をキーブしている。 何かのキャパシティーが足りなくなったのかなあ? いずれにせよ、「彼」(ブログマスター)に任せておけば大丈夫だ。
 
 本日、5人の候補者による「自民党総裁選挙」がスタートした。 今回の「総裁選び」に関して、けっして抱いてはいけない「2つの幻想」がある。 
 
 ひとつ目の幻想は、「次の選挙を来年の任期満了近くまで先延ばし出来るのではないか」という見方だ。 誰が次の総裁(=総理大臣)に選ばれようと、「年内総選挙」の流れは変えられない。(と自分は思っている。) 様々な状況から考えて、「新しい総理」が国会審議で何ヶ月も踏ん張れるとはとても思えない。 どうせ「勝負」をしなければならないのなら、追いつめられる前に堂々とこちらから打って出る。 そこに「活路」を見いだすしかない。 「新しい内閣」を誕生させ、そのまま「臨時国会の冒頭」に解散するべきだ。 いや、きっとそうなるだろう。
 
 皮肉なことに、「選挙力の高い政治家」ほど危機感が強く、かつ「甘い幻想」を抱かないものだ。 逆に言うと、だから「彼ら」は選挙に強いとも言える。
 
 ふたつ目の幻想は、「次の総選挙の前に民主党との大連立があり得る」という憶測だ。 仮に「大連立」があったとしても、選挙の後に決まっている。 「小選挙区制」の下で自民党と民主党の候補者が対峙しているという現実を忘れてはならない。

 「幻想」ではない「現実」とは何なのか? それは今回選ばれた自民党総裁(総理大臣)の下で「衆議院選挙」が行われるということだ。 もう一度言う。 この選挙で選ばれる「自民党総裁」(=総理)が次の選挙の「顔」になるのだ。 あ、お湯が湧いた。 この続きは明日のレポートで。
 
追伸:誰が総裁(=首相)に選ばれようと、新しい内閣の支持率がどこまでアップしようと、次の(年内にも予想される)衆議院選挙は(自民党にとって)「厳しい戦い」になる。 自民党が現存の議席を減らすことは避けられない。 そのまま「政権交代」に繋がる可能性だって十分ある。 

 この緊急事態に、「派閥の方針」がどうだとか、「実力者の締め付け」があるとかないとか、そんな議論をやっている余裕があるのだろうか? ちょっと「危機感」が乏しいんじゃないかなあ。 自分が衆議院議員だったら(そんなことでエネルギーを消耗する前に)選挙区に全神経を集中する。


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