2008年8月9日:パート2

 午後7時。 高崎駅から東京行きの列車に飛び乗った。 予定より1時間早い新幹線で東京に戻る。 「あ、どうも。山本一太です。ご焼香させていただけますか?」「まあ、一太さん。忙しいのにすみません!どうぞ、こちらです。」 昼過ぎから地元の「新盆回り」をやった。 「ハアハア...」 いつもなら早足で駆け上がる坂の途中で、息が切れてしまった。 移動中の車の中でも頻繁に意識を失った。 体内の「元気玉」が弱っている証拠だ。 我ながら、なんと情けないヤツ!北京オリンピックの柔道では、田村亮子選手が頑張っているのに!(って、何のこっちゃ!(笑))
 
 本日、高崎駅に着いたのは昼過ぎ。 車に乗り込むや否や、利根郡某村の後援会長の自宅に連絡を入れた。 「あ、00会長ですか。山本一太です。今日は約束の時間にうかがえなくて、本当に申し訳ありませんでした!わざわざ人を集めていただいたのに、皆さんにもご迷惑をかけてしまいました。」「いや、大丈夫ですよ。一太さんの昨日のブログを読んで、ああ、体調がよくないんだな、50%くらいは来れないかもしれないなって思ってたんです。こちらの応援はしっかりやりますから、身体を大切にして頑張ってください!」(なんて温かい人柄だろう。) 続けて利根郡を担当する地元秘書にも電話した。 「今、00村の後援会長と電話が繋がった。よーくお詫びしておいた。日程はどこかで埋め合わせする。せっかくアレンジしてくれたのに、迷惑かけちゃって、本当にごめんなさい!」
 
 さて、「外務副大臣」に就任してから5日間が経過した。 「ダブル太郎」(河野太郎氏、木村太郎氏)は3年前に、水野賢一氏は2年前に、大村秀章氏は1年半前(?)にやっているポストだ。 参議院の3期目は、(与党議員なら)「副大臣」どころか「大臣」になってもおかしくない「年頃」と言える。 が、役職の軽重はともかく、「政府に入る」(外野席からグランドに入る)というのは実に面白い。 まだ1週間も経っていないのに、自分の回りでは(外には言えない)「いろいろなハプニング」が起こっている。 いいことも、悪いことも、だ。(苦笑)
 
 最初から、政治家としての「強みや弱点」を100%曝け出して勝負しようと思っている山本一太にとっては、すべてが新鮮で、面白い経験ばかりだ。 いいことがあれば、悪いこともある。 チャンスとピンチは背中合わせ。 ひとつのことを選べば、必ず別の何かを失う。 「人生万事塞翁が馬」とはよく言ったものだ。 発想を逆転すれば、マイナスはプラスになる。 「情報」と「発信力」を組み合わせると、思わぬ「影響力」を生み出すのだ。 ふむ。 何がどんな展開になろうと、最後は「思わぬ武器」を手にいれることになるかもしれない。
 
 え? もう東京駅? 続きは次回のレポートで。
 
追伸:相手が上司であろうと、部下であろうと、目上だろうと、目下だろうと、自分の行動や不注意なひと言で迷惑をかけた時は、まず(素直に)謝る! これって、人間の基本だと思う、な。
 

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