2008年7月29日:パート2

 午後9時。 東京行きの新幹線に乗るや否や、パソコンを引っぱり出した。 午後7時から富岡市の女性の会(「なでしこ委員会」)に出席。 30代、40代の10人の「お母さんたち」を前に、1時間の講演と20分間の質疑をやった。 10人ともチャーミングな女性ばかり。 実際の歳よりずっと若く見える。 「子育て支援の問題」について意見を交わした。 ふうむ。 やっぱり一番大変なのは、教育費なんだ、な。 「保育所」の数が少ないという感じはあまりないようだ。 え? 日本の男性は奥さんの家事や子育てを手伝う文化がないんじゃないかって?? 申し訳ありません!(苦笑) 午後8時30分。 記念撮影と握手をして会場を離れた。
 
 間もなく(?)内閣改造が行われる。 「外野席の観客」(笑)としては興味津々だ。 「こんなオーダーを組んだら面白いのに!」みたいな意見もないわけではない。 が、「この人なら福田内閣のイメージを引き上げるだろう」と思う「意中の人物」の名前は書かない。 こんな「ちっぽけな発信装置」であっても、政治・マスコミ関係者の間では、かなり「視聴率」が高い。 政治は嫉妬の世界。 あらゆる人事において「事前に名前が出る」ことは、マイナス以外のなにものでもない! 永田町から東京駅に向かうタクシーの中で、某テレビ局の報道記者に折り返しの連絡を入れた。 「00さん?久々に電話もらったみたいけど、どうしました?」「あ、山本さん、まだ東京ですか?え、なぜ地元に行くのを知ってるのかって?そりゃあ、ブログを読んでますから!」 ね、「直滑降」も侮れないでしょう?(ニッコリ)
 
 「組閣」の前になると、よく、「あの政治家はこのポストで決まりだ!」とか、「このポストはこの議員とあの議員が競っている!」とか、あちこちに(一生懸命)触れ回る議員がいる。 口では、「あの人なら適材適所でぴったりじゃないかなあ!」などと言いながら、言葉の裏には「ガンガン名前を出すことで、あいつの足を引っ張ってやろう!」という政治家にありがちな「心理」が働いている。 
 
 山本一太は、そんな「見え透いたこと」はしない!!(笑) 「親しい議員」が入閣候補になった時は、出来るだけ余分なことは言わないようにする。(*本当に応援していればそうするはずだ。) それでも、あちこちから「この役職にこの人が起用されるという噂が出てますが、一太さんはどう思いますか?」と聴かれるのが常だ。 そんな時は、「ふうん。いいんじゃないですか!」くらいの答えを返す。 たとえ本音では、「分かってないなあ。こんな中身のない議員に大臣なんて務まるものか!」とか、「カッコばかりの偽物なんだけど、まあ、いいか。自分には何の実害もないもんねー」とか、「頭はいいけど、世論的には何のインパクトもない人事だよなあ」なんて思ったとしても、だ。(笑・笑)
 
追伸:
1.午後11時。 ここからは赤坂付近のファミレスで書いている。 遅めの夕食を食べ終わったところだ。(ふう) 本日午前8時30分から行われた党の国防関係合同部会、続けて午前11時から開かれた総務会で、「新テロ特措法の法案を臨時国会で成立させる必要性」を強く訴えた。 「イラクとアフガニスタンは違う。G8先進国を含む40カ国以上が参加するアフガンでの活動は、国際社会が団結して取り組んでいるテロとの闘いの最前線。ここで日本が離脱したら、日米同盟はおろか、国際社会での評価にも計り知れないダメージをもたらす。何があっても臨時国会で可決させるべきだ!!」 そういう趣旨の発言をした。

 国防関係合同部会では、反応があった。 数名の衆参議員からサポート発言があった。 他方、総務会ではフォローの発言は出なかった。 大きく頷いていた伊吹幹事長からも言葉はなかった。 ふむ。 それだけ「微妙な問題」ということか。
 
2.自分は政治の「当事者」(究極のインサイダー)だから、個々の政治家の本当の実力や人間性がよく分かっている。 時々、思うな。 「世間の目は節穴か!」と。(ふっふっふっ!)
 

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