2008年7月1日

 午前10時25分。 議員会館事務所でパソコンを開いた。 今朝は午前8時15分からホテルオークラで行われた日本国際問題研究所のフォーラムに出席。 来日中の潘基文(バン・キムン)国連事務総長がスピーチした。 質疑応答のコーナーで最初に手を挙げ、次のように質問した。 
 
 「大変素晴らしい講演に感謝する。日本の政府開発援助(ODA)が下がっていることに対する事務総長のご心配は、与党の政治家として重く受け止めたい。事務総長はスピーチの中で人権問題の重要性や朝鮮半島の非核化に言及した。日本は北朝鮮との間に拉致という極めて重い人権問題を抱えている。先般、米国が北朝鮮へのテロ支援国家指定の解除を決めたことには与党内でも懸念の声が強い。六カ国協議は核の問題を議論する場所だが、日本にとって拉致問題は極めて重要だ。事務総長にも日本の立場はぜひ理解していただきたい。今後、国連として朝鮮半島の非核化にどう取り組んでいくのか?」 潘事務総長は、「日本の拉致問題に対する姿勢はよく理解している」と断った上で、北朝鮮の核廃棄を実現するために「各国が関与政策」をとっていくことの重要性を強調していた。
 
 潘事務総長とは、韓国の外相時代に何度か言葉を交わしたことがある。 気さくで、温和な人柄は全く変わっていない。 国連事務総長としての実績を積み重ねていく中で、コフィ・アナン前事務総長やブトラス・ブトラス・ガリ元事務総長のような「オーラ」が出現するだろうか?
 
 最近、どうも元気が出ない。(原因は分かっているが。) 蜂蜜入りの紅茶を飲んで、今日も頑張ろう!!
 

この直滑降レポートを応援していただける方は、blogランキングへ

target="_blank">「チャレンジャーに捧げる詩」の無料ダウンロードはmF247へ