2008年6月10日:パート2

 午前零時40分。 熱いほうじ茶を飲みながら、パソコンのキーボードを叩いている。 今晩の「プロジェクトJ.」に集まったのは14名。 ゲストスピーカーは、話題の新著「官僚国家の崩壊」で「改革の旗」を掲げた中川秀直元幹事長だった。 「上げ潮とは分厚い社会を構築すること。皆が浮かぶ舟を作ることだ!」「若者たちの新しい価値観に応えられるような政治が求められている。おカネよりも社会貢献に関心を持つ世代の実像を掴む必要がある」「日本人の心が力を失っている。民主党の言う損得の怒りを乗り越えるようなメッセージを国民に訴えていかねばならない!」「増税をやるなら、議員定数削減は避けられない!」(全く同感だ。) かなり熱っぽい口調だった。 
 
 出席者との議論は白熱。 気がつくと午後11時を回っていた。 「とにかく行動しないとダメだ。この勉強会で税制改正の案を作るとか、議員立法をやるとか、もう少し具体的なことをやったらいい!」 中川氏からのそんなアドバイスもあった。 「再編、再編と言うが、それは政界の再編だけではない!政党の論理で再編するのではなく、新しい価値観や理念に基づいて、あらゆる場所で再編が起こる。これが正しい流れだ」という言葉が印象的だった。 なるほど、中川秀直氏の「信念」は本物だ。
 
 さて、火曜日は「客員教授」を演じる日。 午後7時40分から中央大学大学院公共政策学科「政治とメディア」の講義に臨んだ。 前回に引き続き、報道の現場で活躍する某テレビ局の辣腕記者をゲスト講師として招いた。 「政治家とマスコミの距離感」「報道のあるべき姿」について、具体的な事案を挙げながら解説してもらった。 最後の30分は院生たちを巻き込んでの議論。 あっという間の90分だった。 素晴らしいプレゼンテーション、ありがとうございました!!
 
追伸:午後6時。 赤坂の喫茶レストランで(久しぶりに)片山さつき衆院議員と会った。 約1時間、サンドイッチをつまみながら話をした。 最初から最後まで「次回の総選挙」の話だった。 昨年の参議院選挙の際、片山氏は多忙な日程を遣繰りして2回も群馬県に入ってくれた。 「なかなか激戦で大変そうですね。選挙が近くなったら、必ず応援に入る。ちゃんと恩返ししないと!(笑)今は、とにかく選挙区を歩くことに集中したほうがいいと思うな!」と話しておいた。 あ、国際電話がかかって来た。 続きは次回のレポートで。
 

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