2008年6月4日:パート2
 
 午後11時45分。 東京の部屋でパソコンのキーボードを動かしている。 午後8時から10時まで、赤坂の音楽スタジオで「国会へ行こうプロジェクト」の「付録ライブ」の練習と打ち合わせをやった。 ギタリストにボーカルというシンプルな組み合わせで、4曲を歌うことに。 2曲はオリジナルソングだ。 久々に大声で歌ったら、やけにスッキリした気分になった。 これも「仕事の一環」です。(笑)

 本日の午後から夜にかけて、永田町では、「野党4党が、来週早々にも福田総理に対する問責決議案を参院に提出する方針を固めた」というニュースが駆け巡った。 が、俄には信じ難い。(???) 最後は(いつものように)民主党が「肉離れ」を起こして「問責の提出を見送る」ことになるのではないか。 そういう予感がする。 
 
 が、万一、野党が本当に「問責決議案の提出」に踏み切った場合、政局に及ぼす影響は侮れないと思う。 参院での総理への問責決議案が「竹光」であることは間違いない。 が、「竹光」でも振り回せば、相手の身体に刺さることもある。 国会閉幕まで10日余りとなったこの時期に「問責を出す」ということは、野党(民主党)が本気で「与党を年内の総選挙に追い込む」覚悟を決めたということだ。 野党の「戦う姿勢」が発信されると、政界に「小さな波紋」が起こる。 その「波紋」が(何かのキッカケで)世の中のムードを変える「波」に変わることだってないわけではない。 ここは警戒が必要だ。
 
 だからこそ、本音では早期の選挙を望んでいない「民主党」は今回も腰砕けになる。 やっぱり問責は出ない。 そう思ってしまうのだ。 え? 問責が本当に出されたら、どうなるかって? 福田政権は「この攻撃」を淡々と無視するだろう。 ただし、「チャッピーの尻尾」は、ちょっぴり光り始めるかもしれない。
 
 さて、本日の「せわしい日程」を振り返ってみよう。 午前7時30分から、麹町の某ホテルの会議室で「群馬県市長会と県選出国会議員との朝食会」があった。 午前9時過ぎに国会対策委員会で拉致問題委員会の日程報告。 午前9時45分から議員総会。 午前10時から45分の参院本会議。 本会議終了後、参議院会館の会議室に直行した。 午前11時から「電子投票法案を再考する会」の発足会合に出席。 テレビカメラとペンを入れた状態で、出席者1人1人にしゃべってもらった。 
 
 「この法案、全く急ぐ必要はない!」「システムとしてのセーフティーネットが不十分だ!」「自民党の衆院議員が参議院民主党の法案担当者をけしかけて参院自民党をバイパスしようとしたなんて何かの間違いだろう。そんなことをしたら、衆院から来る議員立法なんて、ここでは2度と審議しない!」等々。 率直かつ厳しい意見が続出した。 参院自民党議員「46名」(全体83名の過半数)が署名してくれた「電子投票法案の拙速な議決に反対する緊急アピール」を、参院自民党議員会長、幹事長、国会対策委員長、政策審議会長宛に提出すること。 緊急アピールの署名をさらに増やしていくこと。 加えて、たとえ今国会で成立しなかったとしても、引き続きこのグループで法案の動きを監視していくこと等を決めた。
 
 午後から「参院自民党4役」の間を「猛スピード」でスラロームした。 夕方までに4人全員に(46名の名前を付した)「緊急アピール」を手渡した。 全員から、「うん、よく分かっている!」という返事をもらった。 「電子投票法案」に対する46名の政治家の「意志」がハッキリと示された。 それぞれ選挙で選ばれた国民の代表だ。 「うさん臭い人物」のロビー活動とか、「偉い政治家」のひと言で、参院自民党の世論が「ひっくり返る」ことは(もはや)あり得ない!!
 
 「電子投票法案を再考する会」の最初の会議を20分で切り上げ、党本部に直行した。 30分遅れて「財政改革研究会」の自由討議に合流。 手を挙げて意見を述べた。 と、ここまで書いたところで「睡魔」が襲って来た。 この続きは明朝のレポートで。


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