2008年6月1日:パート2

 午後6時40分。 東京の部屋。 少しぼーっとした頭でパソコンのキーボードを叩いている。 帰宅してから1時間ほど仮眠をとった。 うーむ。 ここ2日間の睡眠不足のせいで「軽い頭痛」がする。
 
 以前のブログに、「電子投票法案が今国会で成立する可能性はゼロ」と書いた。 参院自民党内の反対が強くて「参院から再提出する」のはどう考えても難しいからだ。 そのことに関連して、ある人物が、「参院自民党がOKしなくても、野党と衆議院に働きかけて可決させる」と豪語(?)していたエピソードも紹介した。
 
 仮に、この法案の成立(特に電子投票の機器の選定)に利権を持ち、与野党の間を暗躍する人物がいたとする。 万一この手の人間がいたとすれば、参院で過半数を押さえている民主党に接近し、「あの法案だけど、参院自民党がバカなので通らない。ついては、そちら(民主党)の議員立法として参院に出してくれないか?そうすれば参院でも成立するし、衆議院では与野党ともに賛成するから問題なく法案化出来る」と頼んだとしても不思議はない。 口には出さなくても(この手の人物に対して)「陰では常に悪口を囁いている」大多数の国会議員が、「さもありなん!」と苦笑いするだけのことだ。 が、こうした働きかけ(参院自民党バイパス作戦)が「自民党衆議院議員から民主党の参院議員に対して行われている」とすれば、けっして「看過出来ない話」だ。
 
 もっとハッキリ言う。 自分が「複数のソース」から得た情報では、自民党の「複数の衆院議員」が、参院民主党の法案関係者に対して、「参院自民党をネグって電子投票法案を成立させる」このシナリオを囁いている、いや「そうしてくれ!」と働きかけている可能性が高い。 事実とすれば、これほど、参院自民党をコケにした話はない!! これって、プロレスの世界で言えば、「掟破りの逆サソリ固め」みたいなものだ。(苦笑) こういう禁じ手は、今スグやめてもらいたい!!
 
 前国会で提案された民主党の修正案は(某人物から)「売国利権法案」とまで罵倒されたのだ。 参院民主党には「政策通の若手」がずらりと顔を揃えている。 政治の当事者でもない人物にそそのかされて、(唐突に)「この電子投票法案は重要なので民主党から議員立法で提出することにした」などという不自然なことをするはずがない! 万一、「自民党衆院議員」の働きかけでこんな「強引なシナリオ」が現出するようなことがあれば、「誰からどんな働きかけが行われたのか」について、自分の知っていることは(すべて実名で)このブログに書かせてもらう!(怒) 
 
 まあ、山本一太のような「ちび政治家」を「敵に回す」などということが「大したプレッシャー」になるとは思えない。(ガク!) ましてや、こんな「大して影響力もないブログ」に書かれたところで「痛くも痒くもない」と思う政治家がほとんどだろう。 が、小さな爪につけられた傷から「大事に至る」ことだってある。 あんまり侮らないほうがいい!!
 
 「いっちゃん、分かってるよ。参院自民党の大多数の理解が得られなければ難しい」とおっしゃっていた幹事長、「山本君。この法案はやればやるほど問題点が出て来るな。このままではダメだ」と言っていた政策審議会長、「参院自民党の了解がなければこの法案は出さない!」と皆の前でバシッと明言してくれた国会対策委員長、そしてこの法案に反対・慎重意見を述べた参院自民党の多くの同僚議員の皆さん、加えて、この法案を支持する(あまり聞いたことがないが)参院自民党のメンバーの皆さん、参院自民党はここまでバカにされているんです! このことをしっかり胸において、この法案の推移をウォッチしていきましょう!!
 
 この電子投票法案、「内容」から言っても、「背景」から考えても、「時期尚早」だ。 参院自民党内で議論を尽くして了承されたならまだしも、「卑怯な陰謀」で成立するようなことは断じて防がねばならない。 こんなやり方で法案が可決するようなことがあったら、参院自民党なんてないのと同じだ!!(怒・怒)


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